弊社の主力&注力製品、ドイツZFレースエンジニアリング社製サスペンションセット”ザックスパフォーマンスコイルオーバー”86&BRZ用の抜き身です。上がフロント、下がリアーで前後共倒立。正立式に対して、倒立式のネガテイブ要素はフリクションポイントが多いって事ですが、ZFレース社のシール技術は成層圏で検証した技術を搭載しているようですので地上の重力下であっても、上下に動くフリクションもほぼ均等なのかもしれません。ZFレースエンジニアリング社は名前の通り、F1レースを中心としたFIAプロチーム向け製品の設計/開発/供給が主要業務であり、その余力、、って事ではないと思いますが、1895年創業以来ダンパー屋のアイデンティティを継承する”パフォーマンスコイルオーバー”をハンドビルドで少量生産中。コロナウイルスの影響でレースが全てストップしている今でもクルマ以外の仕事で超多忙だと思います。以前、ZFレースエンジニアリング社のCEOから聞いた話で、F1のクラッチを改造してNATOの新型ヘリコプターのローター制御に転用と。またドイツZFの総本山フリードリヒヒスハーフェンヘッドクォーターはエアバス社のファクトリーに隣接しているらしく制御を含めた航空機関連OEMも順調と。何でもやれるんですね。
そんな超絶技術集団ドイツZFレースエンジニアリング社が製造している”ザックスパフォーマンスコイルオーバー”4輪倒立式ネジ式減衰調整式車高調整はご覧の通り、ドーンと車高を下げる事を良しとせずノーマル車高+10mmから-20mm前後の範囲でセットして下さいと言ったメーカー(トヨタ&スバル)の設計思想を重んじる設定。つまり止まっている限り「車高調付けました感」が全くありませんが、動けば”凄く気持ちのいい性能”。タイヤを含むフットワークパーツが86&BRZにおけるキャラクターの70%を占めると考えています。決して速くはないけれど、ロータスエリーゼやアルファ4Cといったミッドシップスポーツカーよりコーナリングスピードが高く保てるFRスポーツカーが86&BRZです(澤圭太選手によるMFG検証結果)のでサスペンションセットに投資する意義は大いにアリです。ザックスパフォーマンスコイルオーバー86&BRZ用税別定価¥286,000-、、例の10万円を使えば¥186,000-で手に入ります。 日々精進