ハンズトレーディングさんの”新しい試乗車(デモカー通称5077ゴーマルナナナナ>電話番号末尾4桁)”BMWミニF55クーパーS!2.0ターボのFF車両で、SACHSパフォーマンスコイルオーバー(車高調整&減衰調整式サスペンションセットの試乗&デモンストレーションに活用するマシンです。、、中古車でもコレをサクッと買える資金力は流石です。で、ザックスパフォーマンスコイルオーバーを装着する前に、素の状態をチェックするべく今回2回目の試乗。撮影協力は前回のヴィッツGR同様、トゥルッコ川口様、いつもありがとーございます!
私の記憶が正しければ、前職ハンズトレーディング時代に2台のミニをデモカーにした記憶があります。1台目はR50ド初期NAクーパー。2002年頃だったと思います。これは全てのタイミングとか会社のモロモロがおかしな時期でMTを希望しつつもCVTが導入され(訳は営業でも使うからオートマと、、)で現AVLシュリックハイカムを組んで良くわからないチューニングECUを入れてエンスト続出、、派手めの車体ステッカーは広告のつもりでしたが当時のCEOから剥がせ!と怒られ、翌週取材なのですが、、の話も聞き入れられず。後から聞いた話ですが、社員が乗る時恥ずかしいから(と言う意見故、、汗)と、事ある毎に怒られ続けまして、あれはいったい何だったのだろう、、と今でも納得出来ない大黒ふ頭時代の案件です。2代目はR56で1.6ターボマニュアルでした。本牧ふ頭に会社が移り、私に企画主導権が戻った感じで全国体感試乗会も開催出来て製品(ザックスパフォーマンスコイルオーバー)の優位性は少し広まった気がします。R56用ザックスパフォーマンスコイルオーバーはトヨタ86製品同様4輪倒立ストラットでタフな快適性能は自分で乗ってもほぼ100%満点でした。唯一、高速が苦手でしたね、、これはザックスだからと言う事ではなく、クルマ側の要因だと思います。180ケロを越える速度では路面の荒れを納めきれなかったです。ほぼ1レーンの1/3真横に飛ぶ挙動が出ました。で、今回のF55は180ケロを越えても、至ってまっすぐ綺麗に進む直進安定性を備えている事が判明。ベタ踏みした結果、エンジンチェックランプが点灯した事は内緒です(無事消えましたので問題ナシです)。流石新世代シャーシ。4枚ドアで長くなって格好が少し好みから外れますが、動体性能が上がった分、いいクルマだと感じます。そもそも現ミニの市場は圧倒的に4枚ドアらしいのでプロモーションにも気合いが入ります。弊社ヴェルナーにも貸出OKらしので嬉しい限り。
F55ノーマルサスペンションの総評として、、、これでイイんじゃない?と。やる気がない、のではなくホントにノーマルが良く出来ているのでそう感じました。ハンズさんスタッフ皆さんもほぼ同意見。じゃ、ザックスパフォーマンスコイルオーバーに交換する理由な無いのか?と言われれば”それはNO”です。現世代のヨーロッパ車ノーマルサスペンションの優位性を認めた上で、ご購入頂く製品対価は必ずありますし、ザックスパフォーマンスコイルオーバーを装着したらこんな挙動になるかな?と、頭で考えつつ、伸びしろを可視化するのが私の仕事です。F55ミニ体感試乗会は3月半ばからスタート予定らしいので、楽しみにしていてくださいね。製品詳細はこちら↓ 日々精進