今日はドイツのシュヴァインフルト駅をご覧頂きましょう(世界の車窓から風に)。小さな駅舎ですが、この艦橋のような建築様式がドイツ鉄道駅舎の基本形のようです。機能美ですね。
ご覧下さい!!駅舎を支える支柱のレリーフです。一子伝承!古き良き独逸クラフツマンシップ徒弟制度(マイスター制度)のアイコンです。組み上がった製品を弟子に手渡す親方。”手から手へ”、画像のベアリングに込められた思いは物創りの哲学なのかもしれません(1895年にこの地、シュヴァインフルトでスタートしたSACHS社。そのファーストプロダクツがボールベアリングでした)。
駅構内のショウウインドウに貼られたサイン。グラッサーさん(ZF)に聞いた所「あー、、これはマニアだねー。SACHSが後援している鉄道模型ファンクラブのアレだね。」と。因みにドイツ鉄道DB車両のSACHSダンパー装着率は70%以上です。ドイツのぽっぽ屋もSACHS派です!