AudiA4、RSダンパーセット試乗会。関西ラウンド中その2。

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え~、弊社sachs.jpのホームページを新構築しておりまして、ここ最近Blogの更新が滞っております。今週末~来週早々には重要情報と併せてホームページリニューアルを目論んでおりますので”本牧戦線SachsBlog”ファン&メンバーの皆様っ、何卒、引き続き宜しくお願い致します。またCarerraCup2008総集編ログを(いろんな意味で)楽しみにして頂いているCOX渦尻CEO、並びStudie鈴木CEOっ、ログを随時追加して行きますので、どうぞご覧になって下さいませっ!(汗)

さて、AudiA4用SER製RSダンパーセット。前回ディーシュタイマーさんでの試乗会の祭にご試乗頂いた多くのA4B7オーナーさんに先ずは、感謝です。ありがとうございました!ご試乗頂いたA4オーナーさんから、”あまりの普通さに何が凄いのか良く解からないな”と言ったコメントを数件頂いたようです。これは僕らにとって、”最上級の誉め言葉”だと思います。何せ製品開発にあたり掲げた目標は”究極の普通”ですからね。超高精度のインナーパーツ、ポルシェカレラカップエンジニアリング保持、ハイレートスプリング装備etc、、と言ったハナシは後からご理解頂ければいい事です。(知らなくてもいいかも)A4用SER製RSダンパーセットはこんな感じで不可がなく、可が見えにくい製品ですが、試乗車からご自分のA4B7に乗り直せば誰もがRSダンパーセットの優位性に気が付いて頂けるはずです。じっくりご検討してみてくださいね。(限定在庫は順調に減ってきていますが、、)

添付の写真はRSダンパーセットに付属される中央発條製のスペシャルスプリングです。偶然にも最近プライベートで読んだ本”航空テクノロジーの戦い”に、中央発條独自のSFCエンジニアリング(サイドフォースコントロール、バネ行程の完全制御によりダンパー行程のロスを排除。よりスムーズにダンパーを動かす事が出来る>よってその性能は乗り心地にも寄与する)の基礎技術を垣間見ましたので、ちょっとだけ紹介。
第二次世界大戦中の日本の戦闘機(機名は忘れました)に搭載される機銃(機関銃)には致命的な欠陥があった。連続射撃中のジャム(薬莢詰まり)により機銃が使えなくなる事が多かった。原因は機銃に内蔵されるスプリングの伸縮行程からくる過熱によって起こるケース内の固着。そこで中央発條はスプリングの行程精度から見直し、応力がケース内の多方面に分散する事無く、応力を完全にコントロール(まっすぐ伸び、縮みする)したスプリングを機銃に搭載した。以降連続射撃中のジャムは皆無となった。(プロジェクトX風に読んで下さい)中央発條SFCは命が懸かった技術だって事がご理解頂けましたでしょうか?