1897年 Torpedo.

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ウインブルドンが閉幕してワールドカップ頂上決戦。一息つく暇もなくツールドフランスが始まっています。永い寝不足(KEOさん大丈夫?)が続いてる方、結構多いんじゃないでしょうか?ハイエンドスポーツ、、観出したらキリないので僕は”出来るだけつまみ食い”を心がけております。さて、ツールドフランス!有力チーム詳細は最近全く解りませんが、ハードウエアの精度&性能が勝敗を別ける「道具の勝負」と、マシン(自転車)と人間のドラマティックなインターフェイスが僕の興味をドコロです。そして”もう一つの興味”が、、、例の如く装着率!各チームのマシンに装備されたコンポーネンツ(駆動変速系部品>前後のディレーラー、シフター、クランク&BB、チェーン、カセット&ハブ)でありまして、皆さんご存知シマノ、カンパニョーロの2大ブランドの他に、いよいよ(やっとかな?)頭角を現したブランド!それが僕の最大の興味であり、40数年生きてきて一番の後悔事でもあります。

その名はSRAM(スラム)、、、前身はSACHS(ザックス)。

15年前初めてドイツ、シュヴァインフルトのSACHS社を訪問した際に「御社の自転車部品を取り扱わせて欲しい」と切り出した僕に当時の担当者は残念そうに「一週間前に自転車部門の売却が決定しました、決定を覆す事は出来ません、、私も残念です。」と。ドイツ渡航前にSACHS自転車部門アジア地区セールスマネージャーのペータさん(Mr、PeterMay)と打ち合わせした際に「本気だったら早くドイツに行って欲しい。出来るだけ早く!」、、、彼が急いでいた理由がドイツに行くまで解らなかった。渡航が一週間早ければ何とかなった?そんな考えは後の祭りですからね、、今はただSACHSの流れを汲むSRAM社を応援するだけです。さてさて、話はツールドフランスに戻ります。2010年のエントラーチーム中、、確か3チーム(参考/八重洲出版サイクルスポーツ誌/近藤女史に感謝)だったかな?シェア率といったら先のニュル24時間と同じくらい(10%未満)です。でもそれでいいんです。少数精鋭で勝てばインパクトは大ですから。画像は今から113年前のSACHS(F&S)社が開発した自転車用のハブ”トルペード式ハブ”です。これ、世界初の画期的なシステムを搭載しているんですよ。今では普通ですが”ペダルを漕がない時に空回り”、、「それ当たり前」って程普及しているSACHSの発明の一つです。”移動手段をより快適に!”このSACHSの企業理念は100年以上変わる事無く掲げられ、この先100年も揺らぐ事はないでしょう。

1897年 Torpedo Fichtel&Sachs

灼熱の戦い(2010GtiCup第2戦/筑波)。

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昨日、筑波サーキットで開催されたGtiカップ第2戦を観戦&視察してきました、、、凄く暑かった、、、夏のレースはマシンにもドライバーにも観戦者にも過酷だ!と言う事を再認識したレースデイでした。推定路面温度50℃の中、全車ザックスレースエンジニアリング(SRE)社製の1wayCup専用ダンパーが搭載されたGti(5&6)によるレース。第2戦のウイナーは、やっぱりヴェンチラー浜崎さんでした。

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S印が大きく掲げられたBASISさんのマシン。ドライバーさんは7年ぶりの筑波サーキットだったようですがブランクを全く感じさせないリズミカルなマシンの動きに見惚れました。サイドウインドから覗くジェットヘルも格好いい!

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ゼッケン00!事実上のワークスマシンを駆る”モーターライフジャーナリスト島下さん”も大健闘!ご苦労様でした。継続は”ちから”也。しかし、、マシンの自立制御との葛藤、、僕も観ていて痛感しましたよ

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今回のウイナー!ヴェンチュラー浜崎さんのマシンです。次回に浜崎さんに会った時にはSRE社の1way減衰調整式Cup専用サスペンションセットの優位性と、Cup専用サスペンションセットの兄弟製品であるRS-1のパフォーマンスを大いに語って欲しいな。と、思ってます。ヴェンチュラー浜崎さん宜しくね。今回のGtiカップ、実は久々の現場でして誰か知っている方居るかな?何てきょろきょろしながら歩いてましたが旧知の同士が沢山で嬉しかったです。imp熊崎編集長、カメラマンの田村さん、ルボランの相澤さん、萩原さん、レーサー坂本さん、小倉さん。皆さんこれからも宜しくお願い致します。

アニョキング・ザ・ムービー”On The Road.”

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アニョキング帝国は更に勢力を拡大しております。さて、ドイツの古いことわざに「自分でするのがオトコである。(Selbst ist Mann.)」というのがあります。下記に添付したYouTube「アニョキングザムービー!」これは凄い!!自分で運転、自分で原稿製作&解説、自分でカメラ(室内&道路置き)、自分で編集、自分で音楽、、、と。観るのは数分だけど製作時間は凄いはずです。そして内容も凄いですよー。正にマルチメディアクリエーター(本業)のアニョキング大統領の力作ムービーです。で、RS-1の製品インプレッションは勿論、ドイツ115年の歴史を誇るSACHS(ザックス)のブランドヒストリーと、現コンペティションにおけるSACHS独自の振動制御にも触れてますからねー。来週月曜日にZF-SACHSジャパンの広報さんが帰国されるのでコレ早速観てもらいます。何かが動くかもしれませんっ!ではどーぞー!!

 

RS-1が装着されたR56に乗ってみませんか?

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魂のモノ創りをモットーとした職人集団こと”岡山のクラフトマン”さんにて、ドイツザックスレースエンニニアリング(SRE)社の1way減衰調整式サスペンションセット”RS-1の体感試乗”が開催中です!今回ご用意したデモカーはM/TのR56Mini(今はこれしかアリマセンが、、)。Miniオーナーさんだけじゃなく、「RS-1に興味があるぞー!」な方は是非ともこの機会に”実際に乗って”みて欲しいです。ご自分で体感した上で、疑問点、、例えば「ここの挙動がE90だったらどうなるのか?また乗り心地は?」と、もろもろ園部隊長(クラフトマン代表)に相談してみて下さい。RS-1の真髄と本領を、横浜~岡山間680kmを走りきって見極めたはずですので、きっと的確なアドバイスが出るでしょう。
今回のRS-1デモカーR56に装着したタイヤはミシュランパイロットPS3で、昨日たまたまミシュランジャパンのH氏(SAF千代田部隊)との会話から、PS3とRS-1の意外な共通点が見えてきました。それはどちらも”乗り心地最優先で製品開発した訳ではなく、あくまでもパフォーマンス(動体性能)を追求した結果に生まれた副産物”である事でした。昨今のクルマを取り巻く事情と市場動向を考えると”コンフォート性への過度な要求”って事も解からなくないのですが、1番に来る(掲げる)性能ではないはずです。クルマにとってタイヤの接地性能は絶対的ですから、舵角&速度域&路面状況に関らず”しっかり路面を捉える事”が、誰が何と言おうと最優先です。当然ミシュランさんもそうした”全方位&全天候の性能向上”を開発目標として、日々進化する解析&検証の元、”新たなサイドウォール剛性のあり方”を携え新製品PS3をリリース。トラクション効率を追求したら(サイドウォール剛性の新解釈)乗り心地が良くなった。RS-1にも動体性能を追求した結果生まれる(副産物)”のり心地”があります。これこそが”円熟したエンジニアリング”であり、最先端を突き抜けたマイルドで使いやすい技術、、難しい言い方ですが、現RS-1ユーザーさんには通じるでしょう。ミシュランPS3&SRE/RS-1どちらも高性能を誇示しない普通に使える製品です。

E90用RS-1のオーバーホールを承りました。

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スタディ神戸の遠藤さん(毎度デス)のお客様から、今お使いになっているRS-1のオーバーホールを承りました。どこか不具合が発生した訳ではなく、「装着後3万キロでリフレッシュ(オーバーホール)して、これから先も快適に使い続けたい。」と言った、とっても嬉しいご依頼です。お預かりしたRS-1は既に刈谷ファクトリー(アネブルさん)にて分解&洗浄が済んでいるようです。今回は減衰力の変更はナシで純然たる”機能を回復する作業”ですが”ちょっとしたサプライズ”があるはずですよ!それは今回お預かりしたRS-1オーナーさんだけが解かるはずですから説明は致しません。今後ともRS-1を宜しくお願い致します。
ダンパーはタイヤと同じく消耗部品ですが、タイヤのように消耗が眼に見えないって事が厄介なんですね。装着して走り出した瞬間から”緩やかに消耗が始まります”。これはSACHS(ザックス)の製品に限らず、純正品を含む全てのダンパーに言える事ですから出来るだけベストコンディションな状態を体に記憶させておいて、日々緩やかに劣化するフットワークのコンディションとを反芻しながらオーバーホール時期を見極めて欲しいです。

bond-MINI”RS-1”試乗会、ご来店の皆さんに感謝。

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先週末の土曜、日曜に埼玉県のbond-MINIさんにてR56+RS-1の試乗会を開催させて頂きました。ご来店頂いた十数名のMiniオーナーさんに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。またご来店頂いた半分のMiniオーナーさんが試乗を遠慮された、、、と、言う話を後から聞きました。原因は本牧R56デモカーがマニュアルトランスミッションだったから、、って事らしく、これには僕も参りました、、全て僕の責任です。そもそもRS-1のデモカーは3年落ちの中古車でして、走行距離は2万キロ弱(だったかな?)。サスペンション(&タイヤのリフレッシュ)のアップグレードタームにばっちりの車両と言う事で静岡のガルフストリームさんに今後の試乗会スケジュールに間に合う様、緊急手配して頂いた車両です。それがたまたまマニュアルミッションだった訳で、、、マニュアルだったらRS-1以上のSRE社のヒット商品”PCS(パフォーマンスクラッチシステム)”の装備も可能でうれし~、、、等とぬか喜びしていた僕がバカでした。現Miniオーナーさんへの配慮が欠けておりました。せっかくの休日にご来店頂いたのに、本当に申し訳ありません。サスペンションの説明、製品特製を見えない相手に書き説明するって事はとても難しく、大枠が”感覚の問題”であり、それは”何をどう感じるか?”と言った”心の問題”でもあります。僕がOKでも相手はNG!よくある事かもしれません。個々に培った経験値が違いますからね、ですから先ず乗って頂きたかった。ご自分で体感して頂きたかったです。次回のbond-MINIさんの試乗会時には、僕又は内田が試乗専属ドライバーとして立ちますので宜しくお願い致します。週末のご多忙中にも関らずRS-1&R56試乗会を開催して下さったbond-MINIさんに感謝!本当にありがとうございました。この後、中国&四国&関西&東海地方の試乗会を経て、再びbondさんでの試乗会をお願い致します。

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先に開催されたドイツ、2010ニュルブルクリンク24時間耐久レースでの1コマです。SAFのエースフォトグラファー(実は女子)が眠気と寒さに絶えながら切り取った”力作”。実は渡航前に「ゼッケン144と145は必ず押えて下さいっ!マシンはR56ミニで―す。」と、伝えたのですが「乗用車は全く区別がつきません(専門がフォーミュラの方なので)、、、ゼッケンだけで追います。任せて!」と、頼もしい返答の元、無事画像が届きました。いつもありがとーございます!さて、画像のゼッケン144番R56Mini!ドイツのシラーさんが走らせているマシンで、ザックスレースエンジニアリング(SRE)社の4wayダンパーが搭載されています。このマシン(&同型の145番も)こそR56用RS-1の動体データベースとなった車両、、、勿論ドイツサイドからは一切インフォメーションされておりませんが、ドイツSREの製品開発進行と、シラーさんのレースプロジェクト(2009年のニュル24も参加)がオーバーラップしておりますので僕の読みはあながち間違いではないでしょう。昨今のニュルブルクリンク信仰はもうご存知の通り、ここで”しっかり安全に走れるフットワーク”って事が絶対的な性能評価になっております。「あのー、、僕ら日本しか走らないよ、ニュルの優位性?意味あんの?」って方も多いかもしれません!おっしゃる事も十分解かります。しかし、性能は邪魔になるものではありません。実証された可能性(ポテンシャル)は使わなくても携える事で安心感に繋がるはずです。シラーさんのマシンに装備された4wayダンパーデータを元に、一般市街地での走行レートをトレースしてスプリングと、減衰レートの幅を適正化したドイツSRE社のRS-1!静かにブレイクの兆しかな?

R56+RS-1試乗会のお知らせです。

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R56Miniにドイツ、ザックスレースエンジニアリング(SRE)の減衰&車高調整サスペンションセット”RS-1”を組み込んでから既に1,800km/hの距離を走りました。その半分が僕がステアリングを握った距離のようです。今まで乗ったインプレッション、、と言うか感想はですね、、手前味噌ですが”凄い”ですよ。そこはドイツの”超精密振動技術集団SRE”!伊達にF1やってません。って、感じです。実際には2年半かけてニュルの旧コースを走った(24時間耐久も2回出場)4wayダンパーのレートを解析して、1wayの制御に詰め込んだ感じでしょうか?僕には修羅場を潜り抜けた安心感が全域で伝わってきましたが、、全然解かりません?よね。だったら「乗ってみてください」明日、明後日の2日間(5月26&27日)埼玉の”bondMINI(ボンドミニ)さん”にてRS-1が装着されたR56が乗り放題です!マネージャーの服部(はっとり)さん始めbondMINIスタッフの皆さん全員がミニのエキスパートですから、疑問があればドンドン質問してみてくださいね。ドイツの円熟したエンジニアリングを携えたサスペンションセット”RS-1”を是非とも体感してみて下さいませ。

■R56用RS-1の減衰設定について
R56用RS-1はフロント20、リア16段の減衰調整が可能です。調整位置は前後共ダンパーの下側、赤いアルマイトのダイヤルを回転させて調整します。1クリックで”伸び&縮み”同時にレスポンスします(1way減衰調整)。今回ご用意するR56のダンパーレートは前後12戻しの状態です。主に市街地走行と、低速のワインディングにフォーカスしたセッティングとなっております。

本牧勤務。

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ここ最近Blogの更新がない事に先ほど気が付きました。事情は簡単です。手が回りません(書くネタと気力が切れた訳ではございませんので、、念の為)。僕を始め本牧艦隊全員で遅れ遅れのカタログ製作に明け暮れております。あと一息!本牧戦線SachsBlogは明日から(例によって)過去に遡り更新出来ると思います。週末にはBondMiniさんでの試乗会が控えておりまして、翌週明けには職人戦隊クラフトマンの園部隊長が、自らご来社頂き、岡山クラフトマン試乗会のスタンバイです。またアョキング大統領の破れたS印の代品も完成しているはずですので暫しお待ちください。

タンブリーニのF4にも付かなかった超高額なSACHS.

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付かなかった、、と言うか(コストが合わず)付けられなかった。と言うのが実際かもしれません。画像の部品が”それ”なんですが解かりますか?ドイツ、ザックスレースエンジニアリング(SRE)社が某MotoGPのマシンに搭載するべく開発した左右独立4way(伸び&縮み+ハイ&ロー)減衰制御が可能なフロントフォークのボトム部です。、、、何でハブ軸&ステアブリッジで固定された左右のフロントフォークの減衰を変える必要があるのか?、、、えー多分な話ですが、クルマのタイヤと違いバイク用タイヤはバンクして面圧を稼ぎますから、左右、、in&out又は、旋回中であれば上&下となるのかな?タイヤゴムの僅か数ミリのタワミに対して完璧なコントロールを可能にする為、、かもしれません。で、この製品、僕の知る限りmotoGPには供給されておりません。価格が高すぎたのか?現場の要求がそこまでの性能を求めていないのか?こればっかりは解かりません。

念願のクラス優勝。

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全日本ラリー選手権(JRC)にSACHSダンパーを装備して戦う小さなマシンにフォーカスしてみました。今回のlog画像は全てフォトグラファー宇留野さんの作品(何時もありがとー)です。ラリー北海道、JAF-JRC/JN2クラス優勝!天野選手、井上選手おめでとうございます。