FA20エンジン搭載の86&BRZ用ドライビジョンチューニングECU!既に旧型となったモデルですが新規開発が静かに続いております。今回はインテーク(エアフロ)数値の補正プログラムをテストインストールしました。結果は上画像のような感じ、、解らないですよね。AFR(エア/フューエルレシオ-空燃比)数値を補正した結果の副産物なのか?自分の86の前から聞こえる音(画像イメージ)が物凄く良くなった(個人的見解)。吸気補正の結果、フロントエンド(排気管まで)までピシっと整た気がします。具体的には共鳴のような”ガーっと言う音”が増して高度に調律されたヨーロッパのスポーツカー並みの存在感が手に入った。しかもノーマルマフラーの状態で。今まで行ってきたフロントセクションのアップデートは、売れ残りのタワーバーを自分で買って装着(涙)&ステアリングギアボックスとサブフレームの連結剛性UP(パワーフレックスブッシュとスバルSTI製貫通ロングボルトに換装)&フルーダンパークランクプーリーによるエンジンクランク振動の制御。音(空気の振動)に関する事案は全て副産物ですが、前から流れてくる機関音/エンジンサウンドを浴びつつ、膝元のマニュアルトランスミッションの静かな高速回転ノイズを感じながらヘッドレスト後ろ(耳の後ろ)から響く排気音と共に走り続けるFRスポーツカーの自分なりの理想が見えた。
さてさて、本題のFA20-86&BRZ用タケダモメンタムコールドエアインテーク専用ドライビジョンチューニング(補正-バタフライまでの容積を元に空燃比の修正プログラム)!1世代前の車両&AFEタケダに換装したユーザーさん限定のターゲットを”ぎゅっと”絞り込んだ製品で、FA20タケダユーザーさんが日本に何人?推定150人?であれば5名くらいのユーザーさんには買って頂けそうな予感。「補正しないと使えないんじゃだめだな!」とか「だから社外エアクリはダメなんだ」とかご意見あると思いますが、この為替時代で7万円ちょいで買えて+9psの馬力&+10lbs.xftのトルクが得られる超お買い得&コスパ高パーツです。今回の補正ナシで自分も5年以上使い続けてきましたが不具合なくオススメできる逸品!「だったら補正なんて必要ないんじゃない?」と言うご意見も解ります。しかし、クルマの制御技術は日々進歩しておりまして、新しい見地があれば取り込んで”86&BRZをより良くしてみたい”と、思うのがエンジニアのサガ。留まる事より一歩でも前に進むフロンティアスピリットがチームドライビジョンなのであります。
一昨日の現場調整(インストール)の様子。久々にアニョキングこと今市社長が登場!今回インストールした米国アドバンスフローエンジニアリング製タケダコールドエアインテーク専用の補正プログラムですが、ラムダ補正とインテグレーター補正。、、すいません自分にはそれしか解りません。
機材のモニタ画像を撮り忘れたのでメモ書きで解説。補正プログラムの一部で赤い階段状態の指令がドライビジョンチューニング馬先生の新規開発。それを現場で今市社長が補正/シェイプした図が緑のなだらかな指令。インストールしたのは緑の方です。結果、何が起こったかと言いますと、先の音(機関音)の変化と、対アクセル開度のエンジンレスポンスがどっしりと安定した事。アクセルを踏んだ量&速度においてエンジン回転数のミートタイムが縮まった。コンマ数秒の事象ですがアクセルワークが更にリニアになった気がします。
新しいプログラムをインストールした後、約100km高速&一般道を走った翌日、車載ECUの自己学習用域も更新されているはずなのでOBD経由のAFR値(空燃比:エア/フューエルレシオ)を確認。
実測!数値14.4でド安定。ほぼ理想値(14.79)になってる!このまま走り出してアクセル全開や1速微速etc試しましたが数値の上下はプラマイ0.4程。プログラムインストール前はアクセル開度に対して下が11.XXで上が17.XXと乱高下。”ととのった”事を実感。ドライビジョンチューニング-FA20タケダ専用プログラム!実販売に向けて準備しますね。ご興味がある方は会社ホームページのメーラーからご一報頂ければ幸いです。
リニアなアクセル制御と、副産物の自分好みの機関音が手に入って嬉しい。FA20を積んだ86&BRZ中、自分の86が一番イイ音(吸排気の全体音)だと思う(笑)。ついでに洗車して綺麗になりました。明日からはサスペンションのテストで小田原に長期貸し出し予定。注:MFゴーストごっこのロケハンじゃないです。 日々精進