「SACHS INSIDE」カテゴリーアーカイブ

WRC08 ラリーモンテカルロ。

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最終日の1日を残しておりますが、スバルチーム、、パッとしないリザルトのようです。昨シーズンのSACHSからのオフィシャルコメントは「我々のダンパーはFIA、WRCレギュレーションに申請されている(チームが使用申告を出した=実戦投入されるかは未定)」だったと思います。F1同様、謎が多いのですが僕の知る限りの情報をお伝えします。SACHSの正式コメントは上記の通り、でチーム側(SWRT)はきっぱりSACHSの名前を切ってます。昨年のリザルトを考えれば、返ってよかったのかな~、、なんて思います。デイヴィットリチャーズ率いるSWRT(SubaruWorldRallyTeam)の主要ダンパーは、現在のトコロ”BOSエンジニアリング社”です。倒立ダンパーのアウターチューブ(シェルケース)の内側面にスラストベアリングを敷き詰めた凄いダンパーでした。(強度upとフリクション軽減を両立出来る)と、言った感じで08年モンテカルロは進行しておりますので、このBLOGでのフォーカスはニューマシン投入以降(SACHSが装着されれば)です。勝算はアリマス!昨年末にアネブル(SREジャパン)蘇武さんが「付く予定だよ~」と言ってましたから。掲載写真は、「SACHSフォトシンジケーション」メンバーのKEOさんの作品です。KEOさんダンケショ~ン!!

Photo KeoLabo

1914年 SACHS、GrandPrixへ供給開始。

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第1次世界大戦直前のフランスグランプリ。SACHS製ホイルハブ&ベアリングを装着したMercedesRennwagenが1位から3位を独占。SACHS製品によるグランプリ供給初の栄光として記録されております。とあるエンスージャストであり超精密モデラーのY先生より「このマシンはBenz社との合併以前に製作されたMercedes社のGPマシンです。」とご指摘頂き、訂正致しました。Y先生、ありがとう御座いました!今後ともSACHSブログ(特にヒストリックレジェンドカーへのアドバイス)何卒、宜しくお願い致します。

ドイツSACHS社内報引用。

RenaultSport MeganeTROPHY。

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昨日がモノトーン画像でしたので、発色のいい写真を選んでみました。今日は黄色です。RenaultSPORT社製、メガーヌトロフィーマシンです。聞いた話(いつもスイマセン)によると、このメガーヌトロフィー、大部分の開発が日産のオペレーションによるもので、その証拠にVQエンジンが搭載されております。SRE-SACHSダンパーもツイデニ装着されちゃった感じなのでしょうか?リアーのアクリルウインドの反射が激しいのですが、見覚えのある赤アルマイトのリング付きダンパーは間違えなくSACHSです。イギリスにて執念で撮影した事を思い出しました。

BMW SAUBER F1.07 SACHSダンパーレイアウト?

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う~ん、、失敗!解り辛いですね。でもこれで勘弁してください。通常、フォーミュラマシンのダンパーは完全にシェル&ノーズカウルに収まっているので外からは全く見えません。実際にSACHSダンパーがF1に装着されている事実と、「どうなってんの?」の疑問にお応えしようと思いましたがこれが限界です。(FIAオフィシャルのSRE製CADアニメーションをコピーしました)以降各画像説明です。

SRE社製ローテーショナルダンパー、製品レンジはフォーミュラカテゴリー。このマシンSAUBER F1.07はリアーのみ採用。フロントセクションでのローテーショナルダンパーは使ってないようです。垂直に配置された2本のダンパーと水平配置されたスルーロッドダンパー1本が基本構成です。この3本構成のダンパーがレバーとアームを介してフロントセクションのコントロールを行います。さて問題のリアーセクション。ウイング直下、又はギアBOX上部とでも言いましょうか?左右の白丸がローテーショナルダンパーです。この2つのローテーショナルダンパー、実はシャーシ前方に伸びるトーションバー!と結合されておりました。バーの慣性ねじれを、設定された回転ストロークにより制御しております。凄んごいハナシですね。よってリアーセクションは上部に配置されたスルーロッドダンパー1本と左右配置のローテーショナルダンパー&トーションバー2本と各アーム、レバーによる制御構成です。
どうやって見てもダンパーの調整個所は1つもありません(あたりまえ?)ので、レース毎にユニットごと交換です。

BMW SAUBER F1.08ローンチ。

またまた借り物画像で失礼します。TeamSAUBERいよいよF1.08ニューマシン発表です!と言う事は、以前のマシンF1.07のデータ全面解禁OKと、勝手に解釈しております!昨年末にSRE社オラフシュバイヤーさんより”FIAオフィシャルCD”を入手しております!F1ザウバーの前後のカウル(シェル)に綺麗に収まったSRE-SACHSダンパー画像を近々UPします。今日のところは画像壁面右側パートナー企業ロゴの最下部に注目して下さい。
見えますか~?見えないかな?ZF-SACHSロゴです。

Monday 14th January 2008 BMW Welt, Munich, Germany. The Launch of the BMW Sauber F1.08. The new BMW Sauber F1.08. Viewed from the side. This image is copyright free for editorial use (C) BMW AG

東京オートサロン2008 GTR包囲網。

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世界のスポーツシーンで活躍するザックス製ショックアブソーバー、
チームインパルではすべてのレーシングマシンに
その卓越したパフォーマンスを採用、フォーミュラニッポンでは、
5年連続チームチャンピオンを獲得、
3年連続ドライバーズチャンピオンを獲得しています。

インパルでは、GT-Rの究極のスポーツ性能をさらに際だたせるために、
GT-R用ショックアブソーバーを発売予定です。

※東京オートサロン2008 IMPULブース公式コメント引用。

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何と!マインズさんもGTR用SACHSダンパーを開発のようです。東京オートサロンのGTR開発フィーバー(死語?)を受けて、総本山のNISMOさんのGTR用パーツ開発、一年間凍結は解除されるそうです

年明けの営業活動。

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本格的に営業活動を開始しております。昨年同様、”年初めのヒト”はやはりStudeiCEOでした。販売促進用SACHS達磨はマシンと同色にしてご用意です。スタディさんwebにてZ4MC製作ページが掲載されておりましたが完成したサスペンションレイアウトは見事に削られております。(残念です)旧ETCC用SREレーシングダンパーがどのように装着されているのか?時間を見つけて写真を撮ってこようと思っています。

 

F2008始動。

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借り物の画像で失礼します。テストですから、画像はフィオラノ(敷地内)でしょうか?とうとうスクーデリアF1始動ですっ!今シーズンよりトラクションコントロールが禁止されたニューシャーシでの転戦はモータースポーツの醍醐味”究極のマンマシンインターフェイス”が見所のように思えます。新型の手応え?ライコネンコメント等は各ニュースソースをご覧頂き、我々はひたすら装着されているダンパー概要を探る事に専念致します。因みに世間に出回っている「スクーデリアF1用SACHSローテーショナルダンパー」は3世代前のモノだそうで、チームスクーデリア(フェラーリ社)に関してSACHSはアンタッチャブル!なんですね。ドイツSACHSサイドでは、「製品を販売供給しているのは事実です。以上おしまい」と。秘密多すぎです。

秘守義務とBMWパートナーの関係上ZF-SACHSからは一切のオフィシャル画像が出ません、しかしF2008SRE-SACHSダンパーは実装着です。引き続きSACHSファンの皆様の応援、宜しくお願い致します

ダカールラリー中止。

借り物画像で失礼します。衝撃的なニュースが入ってきました!テロの危険性の為にダカールラリー中止。プライヴェーターさんは兎も角、プロチームのスポンサー契約はどうなるんでしょうかね?我々の応援するSRE-SACHSダンパー装着チーム”VWレーシング、レーストゥアレグ”リザルトを残せず残念です。

MOTORSPORT - RAID 2007 - MOROCCO RALLY 24/09 TO 30/09/2007 - PHOTO : ERIC VARGIOLU / DPPI