「SACHS INSIDE」カテゴリーアーカイブ

日産DUALIS RSダンパーセット開発。(序曲)丸の内、ソブリンハウスにて密会。

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え~、、某日深夜に丸の内秘密会議!ユナイテッドアローズのアッパーラウンジ「TheSoveringnHouse(ザ・ソブリンハウス)」にて堂々とタバコが吸える(普通は禁煙ですからね)には、”年間いくらお買い物すればいいのか?”何て、タイトルとは全く別内容でこのログを終わらせよう、、と、考えておりましたが、思った通りにディュアリスのオーナーさん(正確には3月納車待ちのオーナーさん)から「何時発売ですか?どうなんですか?」と期待マンマンでお問い合わせを頂きましたので、デュアリスにおける開発進行のお話しを少々。(お問い合わせ頂いた神奈川在住のM氏に感謝。)

先ず一週間デュアリスに乗ってみて、僕らがどうしたいのか?を考えている最中なんですが、まだ具体的に全く掴めておりません。因みに僕が感じたファーストインプレッションは「良く知っている乗り心地(あたりまえですが)で、思わずウインカーレバーを左に動かしちゃいそうな(ドイツ車の右ハンドルレイアウトのように)感覚に陥りました。勝手知ったる他人の~なんですが、知ってるが故、さてどうしようか?と悩む日々です。もう少し走りこんで、SACHSダンパー+デュアリスのキャラクターの芯になるようなモノを見つけてゆこうと、、僕の頭には最近ドイツで見かけた風景”小雪舞う厳冬のドイツアウトバーンを疾走するキャシュカイ(デュアリス、170kmで走っていた僕らをスパッと抜き去りました。)”としたイメージがあり、微速~中低速域のユーティリティーと高速巡航のパフォーマンスとのバランス化が目下の課題です。

と、言ったような感じで「ゆっくり&静かに」デュアリス開発は進行しておりますので、どうか神奈川在住のM氏も見守って頂けたら。と、思います。実車の各種ディメンション&レバー比測定はSREジャパン(刈谷アネブル)さんのDr、中野(博士)さんの愛車(勿論デュアリス)と蘇部さんの方でチョット早めにお願いしたいんですけど~っ!後ほど電話します。

■SpecialThanks 丸の内TheSoveringnHouse / UnitedArrows

SRE Gr,N-RallyDamper for Lancer Evorution X.

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ザックスレースエンジニアリング(SRE)社、Racingレンジのラリーダンパー画像です。倒立に見えて正立、、謎の多いダンパーですがクライアント(搭載チーム)さんはもっと謎です。全日本選手権(&RalyJapan)のマシンに搭載されるようですがチーム名は例によって非公開。これじゃあ応援のしようがありませんっ!と言う事で、SAF九州支部のKEOさんの出番だと思いますので宜しくお願い致します。ターゲットは全日本のランサーエボX(10)対象車両は、わんさか走っていると思いますが、グラベルではヒタヒタとしなやかで、ターマックはブラブラ(謎の制御)しながらも確実に進む感じでしょうか?兎に角っ、どのマシンよりも圧倒的に追従性が優れたマシンがソレです。KEOさん宜しくっ!(解った所で掲載告知は出来ませんが、僕だけに内緒で教えて下さいっ。)

09年2月、厳冬のシュバインフルト(SACHS)重要会議。

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前泊したドイツSACHS(ザックス)の指定宿”シュバインフルトMercure”では久々の快眠。目指すSACHS本社は宿から8分と言う近さ。(まあ指定宿ですからね)午前中SRE社(ZFSachsRaceEngineeringGmbH)と、午後からZFT社(ZFTradingGmbH、旧SachshandelGmbH)ともろもろ打ち合わせ。SACHS社の規定により社屋での撮影は一切禁止!なので写真はありません。(もろもろの内容が、かなりの重要度でしたので写真まで気が廻らなかった。って言うのが実際です。)

SRE社訪問
9時15分、厳重なセキュリティロック(もう僕も開けられます、、冗談です。)をくぐり、エントランス奥の左端会議室にて打ち合わせ開始。隣りのメイン会議室では某プロモータースポーツセクションの重要会議真っ最中の様子で、頭を抱えたスタッフも、、モータースポーツの縮小は世界的ですからSRE社もね、厳しいんでしょう、、。シュバインフルトには何度も訪問しておりますが、SRE社屋の会議室に入るのは実は初めてでした。打ち合わせは僕らの担当者、つまり1way減衰調整式サスペンションセット”RS-1”プロダクツマネージャーのライナーキルヒェナーさんと開発エンジニアのピッエリトルンプさん2名と。ライナーさんは昨年までSauberBMWF1の全ラウンドをサポートしたF1直系のエンジニアさん。これは多くのBMW+SACHSオーナーさんにとって嬉しいニュースではないでしょうか?

ZFT社訪問
12時45分、正門を入って左手にあるカフェ(CafeZF、、豆はイタリアのillyでした)で一服しながら待つこと20分。正門からクルマで3分程走るとZFT社の新社屋。以前に「超巨大なロジスティクスセンターを解体したよ」と聞いて業務縮小なのかいな?と思っておりましたが、どうやら建て直して”もっとデカイの建てる”って構想のようです。ZFT儲かってますね。で、皆さんご存知の通り、従来まで展開してきた個定式サスペンションセット”PerformanceSet”の生産が全て終了しておりますので、ほぼ表敬訪問のつもりが、、

さてさて会議の内容は、、、すいません、まだ企業秘密なんです。良い話し半分&ちょっと困った話し半分!だけど近未来(今~3、5年以内)の進行は僕ら本牧戦線にとって、また多くのSACHSユーザーさん(特にRS-1のユーザーさん)とSACHSファンの皆さんも希望の持てる展開になりそうです。

ドイツで乗るベーシックメルセデスは、走るRIMOWAな感じ。

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本牧戦線のWQ大佐(元軍事ジャーナリスト。70年~80年代初頭のNATOに知人多し)がレンタカーを予約する際に「おい運転手っ!クルマ何がいい?」と聞かれたので「スノータイヤ付きで新しめの中型ワゴンでダンケ!」と、僕。フランクフルトアムマインのレンタカー屋さんで渡されたクルマは希望通りのメルセデスW204ワゴン(C180コンプレッサー)でした。「ベンツで良かった!」と思う根底には、”運転していて楽しくなくてOK!積極的に運転に参加する事無く(出来るだけ楽に)目的地に確実に辿り着ける道具”と言う僕の勝手な認識からでした。AudiやBMWには必ず”走りに対するクルマそのものの演出”って、あると思うんですね、いやこれは素敵な事なんですけど、今回は全く演出なんてなくていい!上質な走りもイラナイ。何せ悪天候の長時間高々速巡航と、慣れない条件でのドライブでしたから、、、、6日間毎日半日以上ステアリングを握り、常時スロットルに体重の1/3くらい入力して走ったW204/C180ワゴンの感想は、”道具に徹したクルマの真髄”と、”エンジンのついたRIMOWAのスーツケース”そんな風に感じました。メルセデス独自のクルマ創り哲学はW124で終わり、、、ではなく現代のベーシックメルセデスにも静かに生かされている。と、言う事が解りました。

あ!因みに僕個人的な話しですが、「手に入れられそうだけど買わないだろうと思うクルマ>ベーシックな4cyl」と、「欲しくても買えないクルマ>AMG63(ドレクセラのデフとSACHSのCDCダンパー標準装備)」どちらも同じW204です。

固定式パフォーマンスセット最終入荷。

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昨日の本牧BASEは終日荷捌き。ドイツZFT社からパフォーマンスセット最終入荷分の貨物が到着しました。これで最後(他SACHS製品は続きますが)、、と、思うとモロモロ思いが込み上げて来ます。僕らで取り扱いを開始した当初(旧スポーティングセット時代)の年間販売台数は37台でした。それからもう20年近くでしょうか?数年前の販売台数は2000台弱。ご購入頂いた大半のユーザーさんから高い評価を頂き、販売店さん、代理店さん、常にご支援を頂けた数々のメディア関係者のご協力の元、ここまで来る事ができました。日本全国の販売店中、第2位の販売数量を誇る静岡の”ガルフストリーム”さんでは「有終の美キャンペーン!」と題してプロモーションを展開中です。そして日本全国の販売店中、第1位のスタディさんのキャンペーンも継続中です。既にSACHSパフォーマンスセットを装着して頂いているユーザーさんが「予備で買っておく」と言う話しも聞いておりまして、、ほんとネ、、涙が出ますよ。

本当に感謝しております。あらためてありがとう。

と、傷心ムードの反面、本牧BASEではパフォーマンスセットフィナーレに向けてある準備が進められています。VWビートルのラストラインオフをモデルとした倉庫での祝賀会です。本牧戦線スタッフ全員で最後の製品を送り出そう!と計画中です。これはドイツ流の儀式ですから当然ビールで乾杯OKなんでしょうね?言い出しっぺの二瓶さんっ!

プロダクツコードはP`000S.秦野ショウルームにて。 

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この光景に、、、多分、20分以上見とれてたと思います。秦野のCOXさんショウルームに置かれた997スーパー耐久マシン!格好いいよね~、、、CarreraCupマシンとは一味違う、、う~ん何なんでしょう?ホイルが5ホール(Cupマシンはセンターロック)だから視覚的に親近感を覚えるのかもしれません。ヴァイスアッハが組んだドイツエンジニアリングの結晶コンペティション997GT3、、部品一点一点の全部が格好よくてね~、当然集合体もいいでしょ~っ!このクルマの何処が好き?と聞かれれば”全部!”と答えますが、あえて一ヶ所と言われればアジャストウイングの下左右に設置されたエアインレット!(メイブFRXと似ていると、、本牧戦線SAFのKEOさんも同じ意見)兎に角っ、ロングディスタンスを戦い抜く存在的オーラをバシバシ浴びてきました。写真にも収めましたがSACHS(ザックス)ダンパー標準搭載です。リア側ストラットハウジング部、赤アルマイトの上にSACHSロゴのレリーフが入っています。これはドイツ人良くやった!ダンパー本体は見えないけど”付いている”って事が外から見えますから、ドイツSACHS社(SRE社含む)からのPorsche(ヴァイスアッハ含む)への積極的なアプローチ(営業活動等)の成果だと思います!ドイツSACHSの皆さんには、引き続き頑張って欲しいっ!さてさて、COXさんのショウルーム!近々掲載しますが、もう1台!SACHSダンパーが装備されたマシンが置かれております。(もう興奮っ!)で、ご提案なんですが、、、、最近プラネタリウムでお泊り!とか流行ってるらしいじゃあないですか!だったらですね、僕は是非COXさんショウルームにテント、、はいらないや、寝袋で一泊したいですね。憧れのマシンを見つつ眠りにつく、、う~ん興奮して眠れないかもね。(あはは)渦尻CEOっ!素敵な風景をありがとうございます。感動しました!

撮影協力 COXコーポレーションさん(秦野ショウルーム)

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続いてP‘9110!ガジェット感たっぷりの”ラジオ&オーディオ”メーカーETON(イートン、USAとカナダで展開)社から発売されるPorscheDesign社製ラジオP`9110.です。コードネームの発想は現地の電話番号(日本で掛ける119番)からでしょう。個人的に欲しい逸品です!(afimp誌の熊崎副編集長も欲しいそうです)デザインとファンクション(手動発電)ツムアルゼー首脳陣の傑作品じゃあないでしょうか?是非とも地震大国の日本にも導入して欲しいですね。僕は買いますっ!

ETON CORPORATION

ダンパー性能の前に、先ずはタイヤをしっかり知りたい。

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サスペンション(ダンパー、ショックアブソーバーとスプリング)の役割&性能を大きく分けると、走行振動の制御(乗り心地)が1つ。そしてもう1つが、ドライバーの入力操作(アクセル、ブレーキ、ステアリング)とタイヤの接地面動態(進む、止る、曲がる)をコネクトする事。この2つめのアクティブ動体制御の要って何?と考えるとですね、ダンパーより、、とは言い辛いけど結局タイヤ&接地面、、、、、「そんな事知ってるよ!」と言われそうですが、じゃあどうすれば良いの?と聞かれると僕は明確に答えられません(スイマセン)と、言う訳でですね、今年からこの本牧戦線SachsBlogにMichelinJapanのブランドエヴァンジェリスト(正式な肩書きはマーケティング部ブランドコミュニケーションスペシャリスト)の橋本さんにモロモロお聞きしたい!と勝手に思っておりますので、橋本さんっ!宜しくです。

TAS2009、IMPULさんブースにて、IMPUL・SACHSダンパーいよいよ新登場。

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モロモロ多忙の合間を縫ってオートサロン(TAS2009)を視察してきました。写真はIMPULさんブースです。GT500のGTR、フロントフェンダーのデザインが変更されSACHSロゴが見えにくく、、でも格好いいからコレデOKだと思います。今シーズンも応援してます!さて、本牧戦線の内田氏より調査依頼があった物件がこのIMPUL・SACHS Z33&34用ダンパーセット。もう皆さんAudiA4B7用で見慣れたフルタップアルミアウターケース(減衰調整ナシ)!僕らのラインナップで言うRSシリーズ(インナーパーツも同じCarreraCupスペックかと、、)で発売開始のようです!素晴らしいっ!これは売れるんじゃないでしょうか?Z33とSACHS(ザックス)ダンパーの優位性>GTRにスイッチされる以前のZ+SACHS(SuperGT500)の活躍と、S耐久用などで活躍する日産の市販レース車両R380コンペティションにもSACHSダンパーが標準搭載されている訳ですからね。最高峰のレースでの優位性&コンペティションのイコールブランドを自分のZに搭載できる歓びとプライド。これに尽きると思います。因みにIMPUL・SACHS Z33&34用ダンパーセット一台分の価格は¥522,900(税込)僕らもね~、、AudiA4B7このくらいの価格帯で販売したかったです。

ZF SACHSジャパン、岡さんの仕事。

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日産ディユアリスのダンパーが凄い!!クルマのリリース当初から現在に至るまでディユアリスの優位性=本場ヨーロッパ仕込みの高性能フットワークを搭載、その要はSACHS(ザックス)ダンパーによるハイスピードコントロール、、、とても有り難い事です!日産さん自らSACHSダンパーの優位性をアピールして頂いているのですからね。相乗効果なのでしょうか?おかげさまでこの本牧戦線SachsBlog、ディユアリスオーナーさんの読者さんが数名いらっしゃるようで、ディユアリスオーナーさんも引き続き宜しくお願いします。さて、タイトルに掲げた岡さん(ZFSACHSジャパン、サスペンション担当)の仕事、、が写真のデュアリスCrossRider(クロスライダー)です。スタンダードのデュアリスダンパー(こちらもSACHS製)の減衰レートを見直し、よりスポーティーに仕上げたダンパーを搭載。僕らの製品レンジで言うと、限りなくPerformance(パフォーマンスダンパー)に近いAdvantage(アドバンテージダンパー)のようです。と簡単に書いてしまいましたが、完成までの苦労話し(ドイツに部品を取りに行く&SREジャパン(アネブル)さんのテスター搭載車を十勝テストコースまで自走して、、etcetc)を聞いていた僕としては岡さんにエールを送りたいっ!岡さんご苦労さまでした!で、このクルマの存在でようやくドイツサイドからの紳士的な禁止事項(日産さん、オーテックさんがデュアリス用のPerformanceレヴェルのダンパーを特別車両に開発搭載予定。よって当該製品に当る製品の開発は一切禁止、アンタッチャブル)が判明した訳で、いよいよ僕らの出番かな?と思ってます。

ZF Sachs Technology Feature, 02 Januar 09

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ZF Sachs partners target next “Dakar” victory

Schweinfurt, 2 January 2009 – History will be written at the Dakar Rally on 18 January 2009 – and ZF, ZF Sachs and also ZF Sachs Race Engineering are represented as title holders at the top of the field. For the first time ever the cross country rallying classic, which has been held since 1979, starts in South America and for the first time the probability is extremely high that a competitor in the automobile class will win with diesel power. The German technology company supplies many leading teams in the car and truck categories with state-of-the-art transmission and suspension technology.

Repeat of the Volkswagen Mitsubishi fight in the car category

Eight of the 13 rally cars in the leading group, which will fight for overall victory with diesel power, are equipped with ZF Sachs Race Engineering technology: The four Volkswagen Race Touareg 2 prototypes and the four Mitsubishi Racing Lancers rely on various components supplied by the German technology company. As Volkswagen partner ZF Sachs was involved in two victories in cross country rallying during the 2008 season – the Dakar Series opener the Central European Rally and also the Rally dos Sertões in Brazil. The Race Touareg 2 is fitted with a clutch and dampers from ZF Sachs Race Engineering. The factory squad includes Carlos Sainz/Michel Périn (E/F), Giniel de Villiers/Dirk von Zitzewitz (ZA/D), Mark Miller/Ralph Pitchford (USA/ZA) and Dieter Depping/Timo Gottschalk (D/D).

Mitsubishi starts with a new development: Equipped with a ZF Sachs Race Engineering clutch the Racing Lancer contests the Dakar Rally for the first time. The Japanese manufacturer now also backs diesel power. The four cars are driven by the same squad that the manufacturer has trusted since 2005: Stéphane Peterhansel/Jean-Paul Cottret (F/F), Luc Alphand/Gilles Picard (F/F), Joan Roma/Lucas Cruz (E/E) and Hiroshi Masuoka/Pascal Maimon (J/F). Mitsubishi is unbeaten in the Dakar Rally since 2001.

High-calibre racing in the truck category

Just as exciting as the battles that rage in the car class are those in the truck category in which the best teams also rely on products originating from the ZF concern. With Hans Stacey/Charly Gottlib/Bernard der Kinderen (NL/B/NL) in the cockpit MAN broke the five year dominance of Russian manufacturer Kamaz during the most recent Dakar Rally in 2007. The Belgium-Dutch trio competes again in a MAN TGS 18.480 and, in doing so, squares up against three Kamaz trucks. There are driven by Vladimir Chagin/Sergey Savostin/Eduard Nikolaev (RUS/RUS/RUS), Firdaus Kabirov/Aydar Belyaev/Andrey Mokeev (RUS/RUS/RUS) and Ilgizar Mardeev/Viatcheslav Mizyukaev/Ayrat Mardeev (RUS/RUS/RUS). Many other competitors put their trust in ZF gearbox technology. ZF Sachs technology is also found in a great number of support vehicles outside the race truck classification.

Torture for high-technology

ZF and ZF Sachs technology must prove itself over a total rally distance of 9,578 kilometres, 5,656 kilometres of these in the fourteen special stages completed at racing speed. The quantity of stages has increased by 31 per cent in comparison to the last Dakar Rally held in 2007. However, the conditions are entirely new: The Dakar Rally guests in South America for the first time between 3 and 18 January when it crosses Argentina and Chile, and where a completely different type of topography and totally new tracks compared to the traditional route through Africa awaits the teams. Crossing the Andes twice numbers among the challenges that every competitor must master.

Suspension and transmission technology in the cars

A partnership since the 2006 season unites ZF Sachs and the Volkswagen factory team. Volkswagen relies on clutches and dampers which were specifically developed for the Race Touareg 2. The 280 hp five-cylinder TDI engine transmits its power via a 170 millimetre diameter three-plate clutch. The ceramic discs are manufactured from carbon-fibre strengthened silicon carbide and provide optimum protection to the excessive heat, against dirt, in water splashes and over long distances. The clutch is designed to run for 15,000 kilometres without maintenance. In special situations, like escaping from soft sand, extreme heat loading occurs. For this purpose, ZF Sachs Race Engineering developed a special heat shielding for the membrane spring. At the same time the technicians select high-temperature steel alloys since the material titanium is prohibited by the regulations.

The loads in the Race Touareg 2 suspension are by no means lower. The spring travel and forces at each individual wheel are accepted by two dampers originating from ZF Sachs Race Engineering. With the regulations stipulating a minimum weight of 1,787.5 kilograms extreme damper forces occur over a duration spanning many hours. The telescopic single-tube dampers which have an external reservoir are derived from the Formula model range. The dampers are three-way adjustable (one-way in rebound and two-way in bump, specifically for low and high-speed piston speeds). Additionally there are adjustable hydraulic bump and rebound stops. The stop prevents the spring from going coil-bound.

With spring travel limited to a maximum 250 millimetres damper-stoke values of up to 180 millimetres arise at the wishbones. Spring compression velocities of between 6 and 7 metres per second occur under extreme conditions. In the process the dampers convert kinetic energy into heat energy. Temperatures exceeding 200 degrees Celsius are not unusual and require special fluids and seals. Dedicated air ducts and ribbed reservoirs improve heat dissipation.

Mitsubishi competes with an entirely new technical concept and in doing so also trusts German technology. The Racing Lancer, successor of the successful Pajero Evolution which won the event every year since 2003, contests the Dakar Rally for the first time. The second serious innovation: Mitsubishi starts for the first time with diesel power as well. A three-litre V6 diesel engine drawing air through four turbo-chargers has been designed and built since April 2006. The power unit transmits its 280 hp and 650 Newton metres torque via a completely new ZF Sachs Race Engineering clutch. Technicians from the Schweinfurt based company designed a 184-millimetre diameter three-plate clutch. The pull-activated module is designed to accept 1,800 Newton metres torque and has withstood all destruction tests. The clutch is designed as steel-sinter construction.

Numerous ZF products in the truck class and in the support vehicles

ZF also has bespoke solutions ready for its truck competitors: ZF-EcoSplit manual gearboxes are found in the MAN race and service trucks. Kamaz equips its trucks with the ZF-EcoSplit 16S 251 gearbox incorporating Servoshift, the pneumatic gear-shift assistance, and the ZF Sachs MFZ 430 clutch. The four-wheel drive transfer gearbox ZF Steyr VG 2000 and the ZF Servocom steering also originate from the German technology partner.

In addition to the thoroughbred race trucks, support vehicles also start in the truck class to assist the teams in the car, motorbike and quad classifications. MAN models are particularly popular. Just in 2007 there were 24 German all-wheel drive trucks entered in the race classification, in 2009 it will be 30. The latest generation of the MAN TGS 26.480 6×6 model will also appear. These new model are equipped with the fully-automatic ZF AS-Tronic gearbox for the first time. Intelligent electronics allow, among other things, manual gear selection. Thanks to its broad range of advantages the innovative system has long since established itself in the hands of many customers in normal road use: Lower operating costs and improved cost-effectiveness, greater payload, maximum safety and comfort and also greater eco-friendliness distinguish the ZF AS-Tronic.