「SACHS INSIDE」カテゴリーアーカイブ

ア・ケ・ル・ナ・キ・ケ・ン!!

495-1

イツZF販社さんから送られて来たCDカタログ、、正式名称はInCat(インキャット)ザックス始めレムホルダー、ボーゲの統合カタログです。これがですねー、クセモノなんですよー。以前の事務所、、あれ大黒ふ頭の時だっけ?その前の東扇島時代だったかな?兎に角、このCDをインストールしている最中に全ての社内ネットワークシステムが崩壊した事があります(原因は不明)。ですのでね、極力このCDに頼らず、webでの常時確認で業務進行しております。ただ、、今回ばっかりは新カタログ製作の”押せ押せ進行中”でもありますのでパソコンに入れて見ました。で、結果はですね、、「嫌な予感がする(byうちだ氏)。」その言葉を聞いた瞬間にインストール中止!

今パソコンが壊れては困るんだよー。Performance(ZFパフォーマンスセットに組み込まれていたダンパー)の代替、、と言うか新製品ラインナップの最終確認はメールに変更。Mr、グラッサーさん、早めの返答で宜しく!

Validity 04/2009 - 09/2009
ZF Trading
InCat International:D,GB,F,E,I,P,PL,CZ,H,RUS,RO、、、Jは?

09年ニュル24時間耐久に向けて!CNGで300ps赤シロッコ!

479-1

昨夜遅くにPMW(ProfessionalMotorsportWorldexpo)さんからメールが届いておりまして、「来月に控えたニュルブルクリンク24時間耐久レースに向けて各チーム奮闘中っ!」ってトピックに”赤いシロッコ”が付いていました。「あー赤いの格好いいっ」って感じで、本文も読まずVWRジャパンのCOX茂木次長に電話しました。

しょうじ> 「あんのー茂木次長っ、赤いシロッコ24の、、、、」

COX茂木次長> 「あ!CNGね!あれ凄いよCNG天然ガスで300psだよ。送るよー」

流石、、日本のVWR、COXさん!話早いです。(ってあたりまえ?)VWR社&AGが、今こうなっていて、この先何処に進むのか?その為のプロセスは、、ドイツ本国と情報を共有出来ているのですものね~っ。こうしてCOX茂木次長のご協力の元、今日も本牧戦線SachsBlogが書けております。さてCNG(Compressed natural gas)、圧縮天然ガスを燃料としたシロッコ24!資料を読む限り、VW社の先進性、、と言うか”おっ先ぃ~”って感じですよね、ホント凄い。天然ガスは燃焼コントロールが難しいらしく、VWR社も自ら「CNG導入はインダクションコントロールの成功によるもの」と、明記しております。天然ガス燃料は綺麗に燃やせればガソリンE/Gに比べco2が25%前後削減出来るんですって。僕的には電気よりこっち(CNGエンジニアリング)がいいな。と思いました。革新的エンジニアリングを携えて、TeamVWR!今年も24時間走りますっ!皆さん応援宜しくお願いいたします。あ!昨年同様、搭載されるダンパーはSACHS(ザックス)です。

画像協力 VWR、COXコーポレーション様

Porsche Carrera Cup Japan 2009 Kick-off.

471-1

年も始まりましたよPorscheCarreraCupJapanっ!今回はキックオフミーティングを兼ねた公式練習走行会に潜入してみました。
昨年から本格的にCarreraCupをフォーカスしておりまして、PorscheCupにおけるSACHSダンパーの優位性を広くアピール!と、ドイツZF-SACHSのブランディング&タスクフォースをそのまま日本で実行して(いるつもり)おり、CUPカーの動体性能、、僕も大体解ってきましたよ。排気音でモデルイヤーの聞き分けも出来ます。(大体当ってます)で、僕らのPORSCHE用取り扱い製品、特にケイマン用RS-1の販売促進に重点を置こう、、、と昨年までは思ってましたが、今年からは違いますよ~、、、RS-1全ての車種(BMW、Audi&VW)のダンパーと997GT3CUPに搭載されるSRE製倒立ダンパー(非調整式)との間に共通部品を発見しました。RS-1を分解(オーバーホールテスト)してみて解りました。後ほど詳しくお話します。肝心の鈴鹿テストディ1日目、、大雨でした。朝1番にカレラカップ事務局さんにご挨拶に伺い、渦尻CEOが浮かない声「雨だよ、、あぁあ、、」が何かを予感していたようです。1コーナーの悲劇(通称かぶと事変、ドライバーさんは全然無事です!)関係各位には、万全を尽くして次回のグリッドに並べる様、僕も応援しております。皆さん頑張って下さいませ。

471-2

さて、こちらが新造された鈴鹿サーキットメインスタンドとVIPスタンド&etcです。当日(4月14日)の午前中まで各施設の最終仕上げ(工事)が急ピッチで行われており、「週末のSuperGTに何とか間に合わせようぜ!」的な裏方の皆さんの熱気が伝わってきました。兎に角っ、新しい鈴鹿サーキットはF1に相応しいGPサーキットに生まれ変わりました。VIPスタンドのサイドウインドデザイン!格好いいですよー。

協力 PorscheCarreraCupJapan事務局。

Porsche Carrera Cup Japan 2009キックオフ直前。

466-1

今年も始まります!世界最高峰のワンメイクレース”PorscheCarreraCup!”。昨年同様、997GT3CUP(カップカー)には全車標準でSACHS/SRE製のダンパーが搭載されておりますので、本牧戦線SachsBlogでは全ラウンドのレポートを予定致しております。

協力 CarreraCupJapan事務局

09年度初の本牧SACHS会議。

460-1

本牧ふ頭は無事に新年度を迎えておりまして、決算前後のバタバタも一応収束に向っております。応援して下さる皆さんには感謝しております。本当にありがとうございます。引き続き宜しくお願い致します!さて、写真は昨日、夕刻の本牧ふ頭5番地です。ご近所のASMさん経由でSREジャパン(刈谷、アネブルさん)来社。今年度初のシュバインフルト方面会議となりました。普通、同じサプライヤーと取引するインポーターさんが集うとですね、閉塞感漂う苦しい会議なんでしょうが、中野さんと蘇部さんから日本国内のコンペティション(プロモータースポーツ)市場状況、SRE製1way減衰調整サスペンションセット”RS-1”のオーバーホール最終確認、その他モロモロお話しさせて頂き、しまいにはドイツ人(SREスタッフ)の悪口言い放題(あはは)で無事閉幕となりました。中野さん、蘇部さんありがとうございました。また本牧ふ頭に寄って下さいね。何せASMアベニュー出て2分ですから。

Noldschlife1998。伝説のプロジェクト。10年前でも7分49秒。

261-1

もう10年も前になるんですね~。Option誌とBLITZさんの協同プロジェクト”753スープラ(JZA80/600ps!)”。当時のニュルブルクリンクノルドシュライフェ(旧コース)ストリートカーのレコードが7分53秒。その記録を日本車+日本人の手で塗り替えよう!といった壮大なチャレンジでした。結果は7分49秒と無事に更新され、SACHS/SREダンパーの優位性が実証された瞬間でした。SachsWebのブランドヒストリーにも大切に記載させて頂いております。日産GTRが7分38秒を記録した現在のタイヤコンディションを考えると、10年前でこのタイムはね”伝説”と言っても過言ではありません。因みにプロジェクトカースープラに装備されたSRE社製ダンパーは4way減衰制御だったそうで、現ラインナップ(コンペティション専用)から価格算出すると1本75~80万(x4本で1台分です念の為)今ですと、ちょうどALMSラーハルさんのマシン(BMW、M3V8GTR)と同等のパフォーマンス(構造は違うようですが)を保持するダンパーって考えると、如何に万全の必勝体制でプロジェクトに望んだか、その意気込みが僕には解ります。また当時の関係者からは「当初の予算を大幅にオーバーしちゃってさ、結局3千万超えちゃったんじゃないかな?(汗)」何て聞くとまさに”ザ・レジェンド!”って感じです。

当時のプロジェクト関係者に敬意を表して!そして密かにニュル進出&レコードを狙う白井の亀井社長(Eatuning代表)、3千万!です。どうしますか?(あはは)

秦野のサロンでもろもろ会議。COXコーポレーションさん訪問。

448-1

茂木次長と佐藤さんと”臨時爆笑会議”に参加させて頂きました。月内決算を迎える従業員同士、大爆笑まで行かないのが昨今のクルマ取り巻き状況なのであります。(意味不明ですが極秘事項が多すぎて、、)で、別件です。多くのVWファンな皆さんにとって、今年もスポーツVWの当たり年(新車リリースラッシュ)になるようで朗報、、一方新型シロッコには全車標準で電子デバイスフットワークが装備されるかもしれない、、となるとチューニングの可能性は?物理的には可能ですが、チューニングシェアは激減するでしょうね~。チューニングダンパーメーカー存亡の危機!リスクは全ブランドに分散されるので問題ナシって事にはなりませんね、、考えよっと。

448-2

さて、このダンパー(シェル)デザイン!おなじみのAudiA4B6+7用です。日本最高峰のAudiチューナーCOXさんがSRE社に特注したスペシャルモデルです。今春からCOXさんで再販売本格開始と聞きました。う~ん、、現行A4B8/3.2Quattro(標準SACHSのデバイスダンパー搭載)のノーマルフットワークの完成度を考えると、「もーお手上げです!」と言うのが僕の意見でもあり、多くのダンパーメーカーさんの意見だと思います。そんな事から自ずと1つ前のモデル”A4B6/B7”のオーナーさんにアピールしましょ。と言うのが僕らのRSダンパーセットプロモーションであり、今回のCOX+SREリバイバル販売ですね。SRE/RSダンパー(僕ら)vsSRE/COXダンパー、、A4B6/B7のオーナーさんはまた1つ選択肢が増えた分、僕らも残り8台!のA4B7用RSダンパーセット完売に向けて近々都内にて試乗会を予定します。ラスト8台っ、今のところ増産の予定はありません!

Fomulaニッポンを支える反パスカルの原理。SREスルーロッドダンパー。

437-1

FN09っ!テストも盛り上がってきているのでしょうか?Fニッポンのエントリーチーム中のシェア80%、、ってほとんどワンメイク状態のSACHS(ザックス)SREダンパー。その優位性は”パスカルの原理に有り(bySREジャパン刈谷アネブルの蘇部さん談)”。Photoshop にへい。

パスカルの原理は各webサイトでご確認頂き、ここで「大きな訂正」をさせて頂きます。SREスルーロッドダンパーの優位性は「反パスカルの原理」で動いておりまして、>パスカル原理”面圧と容積の関係”=ダンパーピストンの反復により、正立式シングルチューブの場合”縮側の反作用が発生”>通常のダンパーが抱える構造上の問題(乗用レヴェルでは問題ありません)。それをクリアする為にですね、ロッドを突き出しちゃいましたっ!って構造がSREスルーロッドダンパーです。(図に書けばとっても簡単なんですが、内部構造公開は一切禁止~とドイツから言われてますので、、)減衰の制御はあくまでも”純然たるオリフィスコントロール(反力に依存されないし、しない)。”要求された設計数値通りの減衰こそが最先端振動制御ブランドの証だと思います。(解り辛くてごめんなさいね、何時か図解説明出来る時まで待っててください)で、SRE製TRD(スルーロッドダンパー)、Fニッポン以外ではこんなマシンにも”純正採用”されています。

437-2

上記ダンパーは今シーズンを戦う多くのFニッポンチーム様用のSREスルーロッドダンパーです。1本の重さ180g(推定)

437-3

大きさはこんな感じです。TRDダンパーの上に見えるごついダンパーの話しはまたの機会に、、これも凄いんですよ。

1955 BMW Isetta.

436-1

BMWミュージアムでの1コマです。モロモロ撮影した中で、数少ない乗用BMWの1台です。このクルマ、、確かクランクケースにSACHSのロゴがレリーフされていたような、、、多分エンジンはSACHS製のはずです。で、この画像をみつつ、Studie鈴木さんの”プロジェクトZero”はどうなったんだろうな~と、思ってまして、、BMWでゼロ戦を創るんでしたっけ?あれ?ゼロ戦の設計製作を現代解釈して、ドイツのBMWにサムライ魂を入魂するんでしたっけ、、、んで操縦士は仙台の熊谷氏だって事まで決まっているんでしたっけ?後で聞いてみよーと。

僕は期待してますよ~。

追記2/26 BMWIsettaは、イタリアのVespa同様、航空機部品と応用技術で組み上げられた地上の飛行機?と、認識されているようです。エンジニアリングが同じだと自ずとデザインまで似てくるんですね。