新年そうそう、幸先の良いSACHS(ザックス)ダンパー装着車両の情報が入ってきました!その名も”RSV4/R”!アンモーレの国イタリア、ヴェネツィア発のバイクブランドaprilia(アプリリア)社のハイエンドスポーツマシンです。スーパーバイクエンジニアリングが投入された狭角V4エンジン、そのハイパワーデバイスにSACHSダンパーが搭載されました。(リアダンパーユニット+ステアリングダンパーがSACHS製※FフォークはSHOWAさんです)いんや嬉しいです!何せ昨年の初め頃からSACHSブランドにおけるMoto(バイク)用OEMも大幅縮小。で、ザックスレースエンジニアリング(SRE)社待望のプロユースロードバイク用ダンパー(Fフォーク+ステアリングダンパー+リアダンパーユニット)の正式リリースも延期、、、なんて話も聞いていましたから、、実は全て”ほぼ順調(遅れ遅れはSACHSですから)”に進行しているようなので今はひたすら見守っております。もはや”クルマのレースでのSACHSダンパー付き車両がリザルトを獲得する”って事が当たり前の事になってますから、僕的には”2輪でもSACHSが優勝”何て事を期待し続けております。勿論ステージは世界最高峰SBK、MotoGPです。先日お電話にてお問い合わせ頂いたMVアグスタF4のユーザー様っ!今すぐにのご用意は無理ですが、近い将来前後4wayのFフォーク+Rダンパーのご用意が可能になるかもしれません。製品はドイツIDM(インターナショナルドイチェマイスターシャッフェン)を快走するTeamInghartさんのF4に搭載されたものと全く同じ製品です。お時間とご予算(F4の2/3位のご予算、、汗)が御座いましたら、再度ご検討をお願い致します。
「SACHS INSIDE」カテゴリーアーカイブ
1910年 SachsFamily(約100年前の集合写真、ザックス家の一族)。
本牧戦線SachsBlog読者の皆様っ、本年も宜しくお願い致します。戦闘(営業)開始は5日よりですが、先ずは新年のご挨拶と思いカタカタ書き込んでおります。昨年末、我が総統から大号令がかかりまして「ヨーロッパの伝統、ドイツ連邦共和国の優良製品として、弊社取り扱い製品を強くアピールするべしっ!諸君にはより一層の努力を希望する!」との事ですので、今年1番目のログは”ザ・レジェンド”的画像からスタート致します。で、SACHS社の前進F&S(Fichtel&Sachs)社集合写真。よーく観ると”1人変な方”が居りますが、当時からユーモアに寛容な企業であった証拠でしょうね(あはは)。WW1以前の写真が100年を経て”こんな風に”使われる何て思ってなかっただろうなー。と、一瞬思いましたが彼等は確信犯!世界に誇る精密動体制御部品ブランドSACHS(ザックス)は、100年先を見据えた信念のモノ創りを創世記から続けた結果だと思います。「淡々と継続する事。製品は信念の賜物なんだよ」と、ガスマスクの偉人(画面右上から2列目、右から4人目)が無言で語っているようです(以前、シュヴァインフルト訪問時に聞きましたが、ガスマスクマンの正体は不明)。
さてさて、、今年2010年は、何とSACHSブランド創業115周年っ!完全再生に全力を懸けて行く所存で御座います。何卒、宜しくお願い致します。
今年1年皆さんに感謝。
Der Sommer Des Samurai(邦題ベルリン忠臣蔵).ドイツのサブカルチャー(なのかな?)的ネタを1つ。本牧戦線の御意見番”WQ大佐”から「おうショウジー。ドイツに熱狂的な”忠臣蔵のファン”が居てさ、そいつ自分で映画撮ってよー、、、もうスンゴイあれだぜ~。」と以前に聞いた事を思い出しました。映画のタイトルは”ベルリン忠臣蔵”(独タイトルは”夏の侍に候。”って感じかな)近代ドイツ解釈のサムライ風味と、最後のどんでん返しが凄いらしです。ご興味が御座いましたら一度ご覧になってくださいませ(感動の保証は致しません)。で、年末も押し迫った30日。所用で高輪付近をクルマで走っておりまして、「ああ!」と思い立ち、赤穂の浪士47名が眠る泉岳寺にお参りしてきました。
因みに弊社創業地、泉岳寺徒歩20歩の高輪マンションも健在でした。
29日~10年1月4日まで冬期休暇を頂きます。本年の営業は今日までです。今年1年本当に有難う御座いました。皆さんに感謝申し上げます!VerenDanke!!
SCS(Sachs StandardCluchSystem)。
SACHS(ザックス)の純正品同等のクラッチセットを紹介します。「神は細部に宿る」ルードヴィッヒミースファンデルローエ(ドイツのアーキテクチャー)の有名な言葉でして、SACHSの製品を”じーっ”と見つめていると何時も”確かに宿っている、、、。”と思ってしまいます。兎に角、ドイツSACHSのスチール加工はね、、スプラインの切り出し1つ見ても安定感がありますから(個人的主観)。円熟した技術力に裏打ちされた安心感、、内燃エネルギーの伝達、、見えない機能部品。しかも一度組み込んだら簡単には交換出来ません。だからこそ気を使って選んで欲しいです。
BMW純正同等、オーガニックディスクにサンドされたウエハー状ダイヤフラムスプリングも完璧に装備されています。
ZMS(SACHS表記)>ZweiMass(ドイツ語表記ツヴァイマス)>TwinMass(英語表記)>ツインマス(カタカナ表記)フライホイル対応の36M3/3.2用クラッチセットです。「PCS(パフォーマンスクラッチシステム)じゃなくて普通のでいいのだけど、、」と、言う36M3&Z3Mオーナー様に絶対お勧めの逸品です(近々46M3用も入荷予定)。
レヴスピード2009筑波スーパーバトル(ASMさんの1号機)。
遅ればせながら、年末恒例レヴスピードさん主催”筑波スーパーバトル”におけるザックスレースエンジニアリング(SRE)社製品を搭載した輝かしマシンのレポートです。で、毎度お馴染み、本牧BASE(横浜共立倉庫)から歩いて8分のASMさん!今年は1号機で新たなチャレンジを挑みました(ダンパーは勿論従来通りSRE製3wayを搭載)!詳細は下記ASMさんBlogリンクをご参照願います、、、と言うのも、僕見に行けなかったんです。本業の冬の荷捌き(冬季ホイル出荷業務)が最近激しくて、、来年はまた見たいです!ASM金山総店長様、チームエンジニア皆様、サプライヤーエンジニアの皆様ご苦労様でした。
こちらは某日の富士テスト走行風景。偶然にも程がある、って程タイミングよく1号車(ナローボディ)の実走行が拝見できました。速い、音がいい、当然格好いい、、更に今期から導入された”新設計トランクリッド一体構造ウイング”の恩恵は空力だけに留まらず、マシンの影がですね、、もう凄い好きです!超格好いいっ!で、気になる2号機(ワイドボディ)の現状をASM金山総店長にお伺いしたトコロ、「鈴鹿に置きっぱなしなんだよー、、でもね、走らせますよ!来年2月の鈴鹿です!」とコメント頂きました。
PerformancePlus(次期固定式サスペンションセット)。
え~、、今年2月から静かに再開発を始めている次期PerformanceSet(固定式サスペンションセット)プロジェクトがここに来て加速しております。旧パフォーマンスセットに組み込まれていた専用ダンパーの代替(通称XSプログラム)製品がようやく、、と言うか、やっと!ドイツシュヴァインフルトにて本格始動のようです。「何でそんなに時間がかかるの?」と思いつつも、巨大企業体ZFさんのあれだから仕方ありません。ドイツ陣営(シュヴァインフルト)ではこのXSプログラムの始動と並行して社屋拡張、ロジスティクスセンター大拡張(容量旧センターの5倍!全自動荷捌きコンテナロード)さらに組織変更を経て、社名の変更(SachsHandel>ZFTrading>ZFPart)も完了のようです。XSプログラム改め、”パフォーマンスプラス”いよいよ再始動します。
画像のメモは製品パッケージ(化粧箱)のラフ書きです。ドイツ側の認証はまだなんですが、当初の構想”漢字を使う”はヤメにしました。コンセプトは清く!正しく!です。尚、次期固定式サスペンションセット”PerformancePlus(パフォーマンスプラス)”の製品詳細と進行状況は随時このblogにてご案内致します。
PORSCHE MOTORSPORT NIGHT JAPAN2009.
ポルシェモータースポーツナイトジャパン2009!に参加させて頂きました。カレラカップを始めとする日本国内のコンペティションをポルシェで参戦するエントラーさん&チームの皆さん、そしてパートナー企業の皆さんが一同に会して行われる華やかなガラミーティング。今回は現ZF-JAPAN代表取締役クラックラウアー社長様の付き人として参加致しました(緊張~っ)。ポルシェモータースポーツのエッサーさん(Dr、MartinEsser)、Mr、カレラカップ(カレラカップコーディネーター)こと関本さん、そしてポルシェカレラカップジャパン事務局の皆さんに感謝!ありがとうございました。
会場となった恵比寿ガーデンプレイス内、THE WESTIN TOKYO.ウエスティンさんはPorscheCarreraCupのシリーズパートナーです。
PorscheCarreraCupJapanを支えるシリーズパートナー企業の皆様。(Mobil1、Michelin、APLUS、GARMIN、Suzuyo、TheWestin、BOSE、HAZET、ZF-SACHS、adidas、TUDOR※敬省)CarreraCupを始め、SuperGT、Super耐久をPORSCHEで戦うエントラーさん&チームが一同に揃いました。モータースポーツの縮小、、と言うかクルマ不人気の現在においても、なおPorscheの財産であるスポーツカー&モータースポーツ文化を皆で継承して行こうよ!と言った皆さんの言葉に感動しました。
来期のCarreraCupカーをチラ見、、いえ、、ガン見してきました。ポルシェモータースポーツナイトジャパン2009会場のエントランスに飾られたMY10!2010年のカレラカップカー、、やはり見惚れてしまいました。さて、来年はカレラカップ10周年の記念すべき年になります。僕らSAFメンバー、アディダス小関さんの初代カップカー(964CUP)を何とか再びサーキットへ、、何て考えております。
日本初公開!997GT3CupMY10です!LED化されたウインカー部と、エアインレットデザインが変更されたフロントカウル(バンバー)。左右のオーバーフェンダーも特徴です。
MY07~09モデルまでのスーパーシルフ風エアインレットデザイン(リアエンジンフード上のダクト造詣)、、僕個人的に凄く好きなデザインでしたが、MY10ではそのスリムなデザインを一新!更なる吸気効率の為に拡大化されていました(戦闘能力向上が目的ですから、それはそれで格好ヨシ!!)。それに伴い、リアゲートデザイン&ゾーリンゲン的ウイングステイもご覧の通り。ポルシェヴァイスアッハの仕事って、ホントため息が出ますよ。”凄い!”の一言。このウイングステイを使って書斎の飾り棚を作りたい(結構本気です)。
ご覧の通り、来期2010年のマシン(MY10)にもSACHS/SREダンパーが搭載される予定です(ほぼ確定のようですが念のため)。協力 PorscheCarreraCupJapan事務局.
SACHS製、Smart用クラッチユニット(シールド一体構造)。
鈴鹿の専門店”Strada(ストラーダ)”さんよりご予約頂いたSACHS(ザックス)製品が、ドイツシュヴァインフルトより到着致しました。旧MMC社、現SMART社のスマート用クラッチユニットです。画像では解り難いと思いますが、クルマがクルマだけに構造造詣も他のクラッチとは違ってまして、カバー(プレシャープレート)とディスクとフライホイル(アウターリングギア)がシールド一体構造!と、なっております。僕の勝手な想像ではF1マシンのような(直径120mm)小さなユニットじゃないかな?何て思ってましたが、直径は普通の乗用車級(215mm)でした。でもまー兎に角凄い、、、ドイツシュヴァインフルトの金属加工(プレス、浸炭、切削)ファンにはタマラン製品、、と思っているのは僕だけではないでしょう(希望)。本来であればパッケージを開封せずにお客様にお渡しするのが常ですが、僕が”どーしてもっ”この製品を観たかったので鈴鹿ストラーダさんのご了承を経てBlogに掲載させて頂きました。ストラーダさんありがとうございますっ!
スマート社に対してSACHSではクラッチユニットを含むトランスミッションのアッセンブル供給を行っており、当然、補修用のパーツもSACHSから用意が出来ます。このSmart用クラッチユニットの他、油圧式レリーザーとコントロールモジュール(内容不明)もラインナップされていますので、ご興味が御座いましたら、何なりとお問い合わせ下さい。
-80%CO2を掲げた凄いレースマシン(SCIROCCO CUP 2010).
来期からヨーロッパにて開催されるVWワンメイクレース”SCIROCCO CUP 2010”!ボディサイドには80%のCo2削減のサインがデカデカと掲げられております。黄色も格好いいですね。このマシンもニュル24同様、SRE/SACHS(ザックス)ダンパーが搭載されております(ボディ4隅にオフィシャルロゴZF-SACHSステッカーが添付されています)。”Der umweltfreundlichste Markenpokal der Welt”=ちょっと意訳っぽいですが「(このレースは)社会の環境問題の解決方法を担っている。」、、う~ん意義あるレース!流石”環境問題先進国のドイツ”。
※11月11日追記
ドイツ語の師匠”横須賀WQ大佐”よりご指導いただきましたので追記します。”Der umweltfreundlichste Markenpokal der Welt”=(このレースは)社会環境問題における最善の解決。だそうです。
Formula BMW Asia 2009.
先週末、岡山で開催されたWTCCの併催レース”フォーミュラBMW!”実はこのレースこそ、僕ら本牧戦線の大本命だったりします。水冷4Cyl、Kシリーズ用がベースとなったエンジンを搭載した小振りでシャープなフォーミュラマシン!ワンメイクレギュレーションにより全車全てミシュランのコントロールタイヤ+OZ(F/BMW Mygale)ホイル+SRE/SACHSダンパーを装備した豪華なマシンです。F1だけがBMWのフォーミュラではないですよー。で、今日現在、南アフリカで1台”ForSale”中なのでちょこっと興味が湧いております。来期のBMWファンイベント用に買っておこうかなー?等と、、以降個人的な妄想>偶然にもレジアスエースに収まるサイズで運搬も楽チン+OS(ソフトウエア)も付属なのでメンテが楽(ダンパーは永久的に再生可能&エンジン部品はBMWMotoで購入可能?)+筑波2000は間違いなく(箱のBMWより)速い!+タイヤを外さなくてもダンパーが見える+展示して目立つ!!どうかな?
F/BMW用ミシュランコントロールタイヤとOZホイル。
フロントセクションの画像です。左右のアームを1本のダンパーで制御しているんですよー(ダンパー脇の細い棒はセンサーです)。
以前に書いたF/BMWフロントセクションのイラストです。てきとー、、に書いたつもりが案外正確だったので自分でもビックリ。
で、こちらがリアーセクションです。名門ヒューランドのミッションケースの上に”どーん”と2本のダンパーが配置されています。「左側のダンパーはエキゾーストパイプに近いから熱害でタレやすいんじゃないか?」何て心配はSACHSに限っては絶対にありません。
画像協力 SAF千代田富士見部隊.