コロナ禍で全く出番が無い2号機86ことTRD14R。この状況で試乗会&商談会が出来る訳も無く、今はただ辛抱、、と言うか普通に営業車兼マイカーとして孤独なドライブを楽しむ道具になってます。ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションセット(弊社の主力製品)と、ミシュランパイロットスポーツ4Sの組み合わせが気持ち良く、誰もがアップデートを体感出来るセットアップになりましたが、それは普通の人が使う乗用範囲内の速度域まで。言い方難しいのですが”趣味の速度域(汗)”において旋回中リア側から不穏な揺れが出るように感じています。200系ハイエース&レジアスエースと同じ長さのロングホイルベースを持つ86の特性を生かし、舵角を一定でアクセルを開け続けて走る醍醐味。いつまでも踏んだまま旋回していたい(笑)自分にとっては致命的な問題です。1号機の86(ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンション+ミシュランPS4の215/45-17)では感じなかった(出なかった)挙動で、考えられる要因は数点あります。1)タイヤサイズが215/45-17から225/40-18に、そして新構造のPS4S。2)走れば推定約25mmスプリングとタイヤがつぶれる14Rの空力パーツ。この2点、素人考えからグリップ稼働率が上がった”しわよせ”によるものと思ってます。思えば空力パーツなしの1号機86は高速旋回中によく車体がポンポン浮いていた(車体を押しあげる方向で応力を逃がす?)んですね。そんな状況下でも4論のレスポンスと接地性能、接地感が抜群だったので気にしていなかった、、。2号機14Rに装備された空力パーツで地面に押し付ける力が加わり、浮く事による逃げがなくなりリア周りがムズムズ揺れる。「普通であれば、この揺れの緩衝はダンパーが曲がる(しなる程度)事で相殺される事もあるようですが、リアも倒立式のザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションは剛性が高く曲がりません。よってリアメンバー付近にしわよせ(震源地)が来るように感じます。」と、GRガレージさいたま中央店の高木さんの解説に納得して近々に対策予定です。 日々精進
「POWERFLEX」カテゴリーアーカイブ
GRガレージさいたま中央店施工会御礼
2020年!最初のドライヴィジョンECU体感施工会にご来店下さいました皆様、ご購入頂きましたユーザー様に感謝!この度もありがとうございます!GRガレージさいたま中央店スタッフ皆様、ドライヴィジョンECU今市社長&ツカサ女史に感謝!何となく(ウエブPV数等)ではありますが、ドライヴィジョンECUの優位性が再認識されつつあるような気がします。趣味を兼ねつつ、実用に耐えうる、使いやすいECUチューニング。文字で書けば”対価に対して当たり前の性能”のように思いますが、実は前人未踏の新境地。ECUチューニングには多少の犠牲と使い辛さが伴い、それを乗りこなす事が格好良い<従来チューニング派ユーザーのマインドは未だこんな感じの中、楽に+快適で+速い+安全のドライヴィジョンECUをネッツ東埼玉さんと共に続け6年目(ブルーエリア浦和美園店>太田窪店>現在のGRガレージさいたま中央店)。その間、ドライヴィジョンECUの先進性能にご理解下さったユーザー皆様に感謝。おかげさまで、やっと時代が追いついて来た気がします。
太田窪店に装備されていた”昭和ロボ風充電器”と再会(笑)。今だ現役のようでよかった。
今回のクライアントさんの後期86。前期型86を乗り継いだ2台目とお聞きしました。優れたパッケージングを基に確実な世代進化が楽しめる、外観は同じでも中身は別モノ、、、1台目から乗り継いだ経験値を元に2台目を楽しむ。私もそうですが、コレが2台乗り継ぎの醍醐味だと感じます。
米国アドバンスフローエンジニアリングタケダモメンタムエアクリーナーの他、ハイスパークイグニッションコイル、CPMロワレインフォースメントと弊社取り扱い製品を多数装着して下さっている常連さんでした。
で、エキゾーストマニフォールドも換装済みでしたので、ドライヴィジョンECUの後期型MTプログラム+スポーツエキゾーストマニフォールド専用プログラムをベースに各所カスタマイズプログラムを組み込んで行きます。
と、その前に搭載されていたフラッシュエディターをデリート。
博士と助手の作業風景。エンジンECUチューニングプログラムの他、トランスミッション乗せ換え対策であるシフトインジケーター補正のプログラムを打ち込み中。手際が良く作業が進みます。
打ち込んだプログラムをインストールして一先ず完成。ここから走り込み白紙になったECUの自己学習用域にアタリをつけて行きます。
街に溶け込む高性能をイメージしてみました。点火と燃料噴射の新制御プログラムにより更にクリーンな高効率燃焼を実現。使い方によっては燃費にも貢献出来るかもしれません。で、テストドライブ担当のドライヴィジョンツカサ女史曰く「、、凄く、、いい。」と、静かに興奮気味。今まで構築してきたチューニング(エアクリーナー、EXマニフォールド、マフラー、トランスミッション、点火コイル、プラグ等々)性能を底上げしつつ、更なる調和を感じる仕立て。クルマの動きも軽くなりますので、コクピットからの景色も違って見えると思います。
お昼!お楽しみ~魅惑のカレー。今回も美味かった、、。いつもありがとうございます。
午後からは浦和美園店舗時代にインストールして頂いたGRガレージさいたま中央店の三好さんの愛車86にアップデートプログラムをインストール。
アップデートの実はフルインストール(プログラムを全て入れ替え)。前期AT専用の最新版を微調整中のドライヴィジョン今市社長。クルマの状態とオーナーさんのスキルを相対的に配慮して”最善のその先を創造”するこの作業、私個人的にはサーフボードをライドスタイルに併せて削るシェイパーや、プログラムマッピングの山脈を登る孤高のクライマーのように思います。いつもの作業ですが”クルマを介して人を理解出来る能力”が備わった今市社長じゃないと出来ない仕事だとつくづく実感。
インストール完了後にテストドライブ。トルクの出し方に対してキックダウンタイミングが使い辛くないか?クルマの動きとアクセルレスポンスはバランスされているか?旧バージョンより速くなったか?全体的なまとまり、走りの質感は上がったか?そして、長年トヨタ車と共に歩んでこられたAE86にも乗る三好さんにご満足頂けるか?
更に微調整を施し完成!
一方、ショウルーム脇のリフトでは毎回恒例となりましたドライヴィジョンECUツカサ女史のお買い物の装着が続きます。前回GRガレージさいたま中央店さんオリジナル、ブルーエリアリアスタビブラケットを購入装着して今回はメイドインUKパワーフレックスブラックシリーズ、リアメンバーブッシュの追加装着。硬度ショアA95のブッシュでがっちり純正ブッシュをサンドイッチ式に挟み込みます。リア側の動きがクリアになった分、ダンパーレートの選択肢が増えましたね。
ツカサ女史BRZが続きまして画像は純正エキゾーストマニフォールドのフランジ部面取り作業完成図。エンジンのEXポートからの段差を減らしスムースな排気脈動、、たったこれだけで”クルマの動きが変わる(&触媒効率を上げる)”と。
スバルBRZが続きまして、ハイスパークイグニッションコイル”プレミアム”をご購入&装着頂きましたついでに”ドライヴィジョンECUをお試しインストール。プレミアムコイルの優位性(体感のインパクト)が強く、次回に持ち越し、、純正ザックスダンパー+ミシュランPS4!、、、225/40-18にはPS4Sもラインナップされましたので、次はPS4Sとザックス車高調整含め、是非とも宜しくお願い申し上げます。
ドライヴィジョンECUをインストールさせて頂き、試運転からドライバーさんが笑顔で戻って一安心&嬉しい気持ちとモチベーション回復!改めて、この度はありがとうございました!GRガレージさいたま中央店さんの次回体感施工会は3月末に続きます。 日々精進
QUEEN`S AWARDS
メイドインUKの逸品、パワーフレックススポーツブッシュ86&BRZ用デフマウント左側用の2タイプを並べてみました。左の黒い方、その名の通りBLACKシリーズと言いまして、硬度Aショア95を保持する高硬度。一方の黄色い方はパワーフレックスのベーシック製品で硬度は明確されておりませんが、推定純正比25-35%の硬度UPとなっております。取り付けは至って簡単、純正ブッシュに差し込んで完了!デフの動きを制御する事により、旋回時だけじゃなく、直進安定性と、デフから伸びる左右のドライブシャフトの回転運動もスムーズになりますので、ツーリング派ユーザーさんにもオススメです。
86&BRZ用パワーフレックスのリア廻り構成品は差し込みタイプが特に人気です。純正ブッシュの硬度を生かしてプラスアルファの”動きを抑える性能を追加”が可能。英国製ブライアンジェームストレーラー同様、英国クィーンズアワードを保持した逸品です。適合詳細は下記リンクご参照願います。あ!欧州車の取り扱いもございますので、ドイツ車の方々も宜しくお願い申し上げます。日々精進
GRガレージさいたま中央店、試乗会のご案内
GRガレージさいたま中央店さんでの試乗会日程が決まりました!来月6月9日、日曜日のワンデイで朝から晩まで張り付きで常駐致しますので、助手席同乗走行でザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションセットや、ドライビジョンECUの動力性能を体感できると思います。ドライビジョンECUの実施工会は7月21日に開催致しますので、早期のご予約、ご質問等ございましたらGRガレージさいたま中央店、高木さん宛てにお問い合わせ頂ければ幸いです。
一応弊社ホームページスライダーにもダイレクトリンクバナーを張りました。リンク先は下記同様です。ザックス、ドライビジョンECUの他、ドイツDTE社製スロコンPPT-GEN4のお試し等も企画中です。インディケーターメーターkit、パワーフレックス、CPMロアブレース、P3マルチゲージ、タケダモメンタムエアクリーナー(在庫わずか)、パーソナル診断機8BITのデモンストレーションも可能。またまたA90スープラチューニングの早期ご相談も私の守備範囲なので皆様どうぞよろしくお願い申し上げます!あ!86&BRZ用ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションセットの国内在庫ラスト1台はココ(GRガレージさいたま中央店)にあります。 日々精進
UP GTI POWERFLEX
「フォルクスワーゲンアップGTIはスポーツカーなのか?」のこたえは”当然YES”。オール電化プラットフォームMBEがリリース直前のVW社にあって、このクルマが販売された事が奇跡のように感じます。電気化ゼロ+電子化はほんの少し(2世代前程度)3ペダルマニュアル6速トランスミッション、ライトウエイト性能、怒涛のトルク200N/mをアイドリング付近で発生。最先端性能を抑えた(控えた)ファンな組成はトヨタ86のFF版と言った感じです。お値段210万はお買い得ですよお客さん!と言う訳でありまして、ぼちぼちVW Up Gti用パーツのピックアップを開始致します。先ずはパワーフレックススポーツブッシュから。
フロントセクション。
リアセクション。 各VW専門店さんに詳細ご案内申し上げますので、お取組み頂ければ幸いです。 日々精進
MADE IN UK
86&BRZデフマウント、リア側左右の図です。黄色いブッシュが英国クィーンズアワードを保持したパワーフレックスのプラグイン(純正ブッシュに差し込むだけで完了)式です。純正のブッシュを抜いて再度圧入する手間(サブフレームを下ろす作業)がないのでお手軽、、の割りには体感効果は絶大です。プロペラシャフトの回転軸をぶれずにしっかり保つ事でドライブシャフトの入力伝達もクリアに、直進安定性も向上します。で、左右で何故留め方が違うのか?プロペラシャフトの回転方向とデフギアに掛かる力の位置(ジャイロ応力は力の方向の45°先に向かう)から左側の方が負荷が高いって事かもですね。製品詳細は下記リンクご参照願います。差し込み(プラグイン)式のパワーフレックス表記は”IN”タイプとなっております。 日々精進
オトナの社会科見学
NATOにて運用されていた実車。ランドローバーミリタリー?名前を聞きましたが忘れてGoogle画像検索しましたが、出てくるのはミニチュアカーのみっ、、日本に1台、、本国英国でも希少なマシンである事は間違いありません。汗出ます。
続いて後ろ姿はこんな感じ。素敵過ぎです。
こちらは整備中のディフェンダー。素晴らしいグラフックと大胆な配色のステッカーに萌え萌えです。
英国的風景。
スポーツカーもオフロードもその両極を極めた人間にとって、最後に辿り着くクルマはやはり英国製だと確信した次第であります。目下弊社ヴェルナーではディフェンダー用パーツ構成を明確にラインナップ(ダンパーとかクラッチとかパワーフレックスとか)して、その筋の趣味人皆様にご活用頂くべく準備しております。今回訪問させて頂きました専門店ツインランドの高松取締役店長様には大変お世話になりました。男は常にオーバークオリティと、自分の寿命より長く使えるであろうタフな性能に憧れを抱きます。忙しくて何処にも行けないけど、いざと言う時、道なき道を進む為の道具(ディフェンダー)を万全の整備状態で手元に置く行為。全てに憧れました。日々精進
買占め御礼
先月6月が決算月の株式会社ヴェルナーでありまして、末の末、、実は今もバタバタやっております。売上と決算用の貸借対照表(BS)を見ながらと、我ながら慣れて来た感じで決算報告書の準備も同時進行です。で、在庫の86&BRZ用パワーフレックス全部、買い占めて頂きました。ネッツトヨタ東埼玉ブルーエリア店さんに感謝っ!と言う訳でありまして、お買い求めはブルーエリア店さんまでお願い申し上げます。日々精進
あ!ブルーエリア店さんWEBページが移行しておりますので、こちら>ブルーエリア-ウエブショップでお願い申し上げます。
POWERFLEX G-SERIES/BLACK
硬度ショアA95、英国パワーフレックスブラックのGシリーズ(エキセントリック式)サスペンションブッシュです。レースレギュレーション範囲内の最大効果を狙いつつ、クライアントさんからご注文頂いた製品です。飛び道具的な質感が私もお気に入り。メイドインUKで女王陛下認証のロイヤルアワードを保持した逸品です。
今回クライアントさんの86にセットする片側一式。左上からフロントロワアーム前側>フロントロワアーム後側>リアロワアーム前側>リアロワアーム後側。各ブッシュの調整範囲は+-1°取れます。製品詳細は下記↓ご参照下さい。日々精進
POWERFLEX+GRMN-PARTS
86&BRZのリアサスペンションは、ざっくり4本のアームを介してボディとホイルキャリア(ナックルアーム)を結合したマルチリンク式。配置された各アームのスキマにダンバー&スプリングが縦に配置され、トップ(車体側)とボトム(メインロワアーム)に懸架されています。サスペンション構造でこの”懸架と言う言葉”を初めて採用した人は凄いなー”と思う訳でありまして、つまり”吊るされている状態”を理解出来る人はダンパーのどの部分が固定されて、どの部分が常時可動なのか?これが瞬時に理解出来る人は倒立式ダンパー(86&BRZ用SACHSパフォーマンスコイルオーバーは前後倒立)の優位性も解るはず!と一人納得して本題に入ります。上記画像左のアームがGRMN86純正品でご覧の通りピロボール化されたGRMNスペシャル。このアームを搭載するに辺り、アッパーアームを除く各アームジョイントの硬度を合わせて気持ち良く86を動かしましょう!と言うのが毎度おなじみネッツトヨタ東埼玉ブルーエリアさんからの提案です。GRMN86用パーツ転用は大物はトランスミッションAssyから小物は様々で、輸入車方面の方々に解りやすく説明するとですね、素のBMWにMのパーツ、もしくはモータースポーツパーツを組み込むって感じです。
左>GRMN86専用パーツピロボールコントロールアーム。中央>前側ロワアーム&パワーフレックスブラックシリーズブッシュ圧入。右>後ろ側メインロワアーム&パワーフレックスブラックシリーズブッシュ圧入。ブラックシリーズのパワーフレックスはショアA95の硬度を保持しております。デルリン(ジュラコン)よりも柔らかく、ほぼゴルフボールと同等の硬さでピロ硬度とのバランス化を図ったセットアップになりました。
製品詳細(価格&取り付け作業等)はネッツトヨタ東埼玉ブルーエリアさんにお問い合わせしてみて下さいねっ。電話:048-885-1016 担当 高木さん宛てでお願い申し上げます! 製品の詳細はコチラから↓。今回搭載したパーツは図中⑥と⑨です。