VW-AGとZF-SACHSブランドの”飛び道具(世代を飛躍的に飛び越えた技術表現)”はWRC-POLOだけではありません。先に正式発売を発表したXL1もその1台です。1リッターで111km/hとホンダのスーパーカブ50SDX(リッター150km/h)に劣るものの堂々111km/hを達成。2気筒のディーゼルターボエンジン(実は前回の東京モーターショウにボディガード2名に護られ展示されていました)とフライホイルインモーター(旧SACHSブランドの名称Daynastart)それにDSGを組み合わせたパッケージングです。コンパクトにまとめられたパワーユニットをミッドマウント搭載した、軽くて小さなボディ。これは凄い!超格好いい!と、喜んでいる自分が居る一方で、このXL1のサスペンションセットアップに時間が取られて、現在の状況がアルと思うと、何時もの様に複雑な気持ちです。春からスタートさせるTOYOYA86用RS-1サスペンションセットのプロモーション(全国体感試乗会)、、商品が届かないまま時間だけが過ぎてまして、つまり、XL1のサスペンションセットアッパーと86用RS-1の開発担当者は同一人物。ZRE(旧ザックスレースエンジニアリング)社のシャーシエンジニアです。昨年ドイツシュワインフルト(SACHS-HQ)に訪問した際、テスト中のXL1用ダンパーを見せてもらいました。”えー、、”と絶句する程ハードな走行テストを繰り返した痕跡が見えました。その点からもXL1の動体性能は”パリッとスポーツカー”だと思います。VW-XL1!このマシン、最高です!ところで、、僕らの86用RS-1はどーなったのかな??
「Germany」カテゴリーアーカイブ
2012冬、ドイツの旅8(ケルンPMW)
えーブログ記事が横浜だったり銀座だったり2ヶ月前のドイツだったりしておりますが、引き続きのご愛読宜しくお願い致します。今回はドイツの旅8ケルンです。
5年前からドイツケルンにて開催されている”Professional Motorsport World Exspo”(略してPMW)を5年ぶりに視察して参りました。当時、「英国のヴァーミンガムショウのドイツ版を目指して年次拡張してゆくよ」と、聞いておりましたが、5年たった今回もホール7(同等規模)のみの開催でした。モータースポーツが文化形成された国でも厳しい環境に変わりはありません。俺達に明日はあるのか?そんな事を常に考えさせられる展示会でした。
展示製品のコレに注目して下さいっ!「あれ?どこかで観たカモー」な方は相当のVWモータースポーツファンですねー。これ、超絶WRCポロのダンパー(同等)です。WRレギュレーション通り、前後4本同じ形状(前後共ストラット)とファンクションを保持する製品です。倒立にみえるけど、そーじゃない。伸びた状態で最大の減衰を発生させる謎の構造、、。”兎に角凄い”の一言でありまして、来年早々から走るVWR社のポロWRCは次元を超えた性能で圧勝間違い無しです。
さて、ZRE(旧SRE)社の展示ブースはこんな感じでありまして、至ってシンプル&コンパクトにディスプレイされておりました。ZRE社の製品3部構成(フォーミュラ、レース、パフォーマンス)中、僕らが扱うパフォーマンスレンジの新製品は全く無し!アララーと思いつつモロモロのダンパーを見学。
先ずはコレを食べなくてわー!と会場内スタンドにて中太ウインナーとポテトを少々。味ですか?これは美味いんですよ。カレーパウダーがかかると更に美味いデス!後からクルので食べ過ぎ注意でお願いします。
4泊6日の行程で2012年冬のドイツを満喫して参りました。大きな成果はありませんでしたが、モロモロの進行確認は”ほぼOK”でした。正式なご報告までしばらくお待ち下さい。
2012冬、ドイツの旅7(ケルン風景)
5年ぶりに訪れたケルンドーム、、手持ちF8(レンズキャップレンズ)にて撮影。
ヨーロッパは”石の文化”。古代から脈々と続く石工組合(結社)の宗教勢力とモロモロを考えると、体が重くなる感じになります。特にこのケルンドーム周辺は、ドームの体積比からどーも空間の歪を感じてしまいます。荘厳、、の前に不気味なドーム。ドイツを訪れた際は是非ともお立ち寄り頂きたい場所です。
012冬、ドイツの旅6(ケルン宴会)
ドイツで買い物してきました。
ドイツ渡航中に買い物!と言っても”この国”で欲しい物と言ったら高額な超高精度金属組立て商品(PorscheとかLeica)以外ありません!よって大散財もありません。因みにRIMOWAのスーツケースやFALKEの靴下は間違いなくドイツより楽天の方がお買い得であります。またドイツでRIMOWAスーツケースを購入して消費税(商品代金の19%-2012現在)還元申請書を貰ってもダメなんですよコレが。何故なら申請窓口にて”実際に購入した商品を見せる事”が原則のようでして、機内に預けたらアウト!つまり機内持ち込み前提じゃないと適応されませんでした(経験者談)。
さて、先のドイツ渡航でショウジが仕入れた一式です。全部紙製品でした。一応、上段左からご説明(念の為)
ramp
ランプ。世界最高峰のモーターグラフィックマガジン!と思っております。兎に角、そのセンスと写真がたまりませんっ!
GQ
ご存知、世界の大人の趣向専門誌GQのタブロイド(小型)版。日本でもこのサイズで販売した方がいいんじゃないすかね?鈴木編集長っ!
MOLESKINE
コチラも皆さんご存知のモレスキン手帳!使用中のデルフォニクスが大判なので小型手帳で武装を企てました。しかもジェダイの有難い”お言葉(May The Force Be With You)”がエンボスされております!来年の俺は強いカモですよ。
INTER SECTION
007スカイフォールのガジェット(アストン含む)特集が見たくて買いました。コレ面白かったです。
ramp style
ランプのクルマ方面情報を押さえつつ、成人男性の在るべき(目指すべき)ファッション&ライフスタイル信念が満載されております。これまた凄く格好よくて、ファッション深度ほぼゼロの国ドイツの本かと思うと奇跡だと思います。
さー。ここからが本題であります!今回空港で購入したGQタブロイド版をパラパラとめくって、SACHS!の5文字に眼が止まりました。SACHS(ザックス)出会いは偶然ですが、このおじさんは偶然じゃあありません。本人なんです。SACHS家の3代目Gunter-Sachs(ギュンターザックス)。自称、優雅な写真芸術家!趣味、女、クルマ、バイク、酒。因みに元奥様は、、あのBB(Brigitte Bardot)ブリジットバルドーでした。いんやまさに”浮世離れの遊び人!”残念ながら2011年にお亡くなりになられておりますが、天下のGQがフォーカスする程の逸材であります。今後数年の内にギュンターザックス!SACHS三世は必ずファッションリーダー又はシンボルになるな!と、確信した次第でありまして、SACHSブランドを預かる僕らとしても”SACHS三世”を大フォーカスして行く予定であります。格好いい大人がブランドアイコンです。どーすか?いいでしょ。
2012冬、ドイツの旅5(ケルン風景)
2012冬、ドイツの旅4(シュヴァインフルト~ケルン)
2012冬、ドイツの旅3(シュタットシュヴァインフルト)
2012冬、ドイツの旅2(シュヴァインフルト)
2012冬、ドイツの旅1(フランクフルトアムマイン~シュヴァインフルト)