86&BRZ用ザックスの減衰&車高調整サスペンションセット”RS-1”の開発経緯をお伝えする”プロジェクト86!”開発が一向に進んでおりませんで、とうとうネタが尽きました。こんな時は、SAFことザックスアチーブドフォトリレーションメンバーの情報収集活動をお伝え致しましょう。SAF九州地区部隊長のKEOさんこと大下健一郎さんのブログをご覧下さい。ラリー転用された86(GAZOO)を誰よりも、、、プロカメラマンより格好良く切り撮った秀作です。特にこのアングルは格別!汗かきながら山に登り、鋭角のブラインドコ-ナーに飛び込んで来るマシンとの距離をエクゾーストだけを頼りにシャッターを切る。執念の一枚を是非見てみてください。
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86&BRZ Front Strut dimension.
この画像からは見えませんが、僕が一番最初に86&BRZサスペンションデザインに違和感を覚えたのがフロントロワアームの形状でした。どーみても前後さかさま、、。で技術解説を聞いたら、なんと”意図的に前後さかさまに配置した”と。前後逆にセットする事で、ナックルアームポジション(ステアリングロッド、ストラット取り付け部)のクリアランスを稼ぎ、結果サスペンションストロークを確保した上で、ストラットを”ぐっ”と下げる(従来比参照)事が出来たとの事です。スプリング径も従来設計品より細いそうです。水平対抗エンジンの優位性と、スポーツカーたるデザイン。それを担保する運動性能の確保、、パッケージの進行は全て正攻法である事が解りました。まだ僕は86にもBRZにも乗っておりませんが、ますますの期待感であります。86&BRZ用SACHS製品(RS-1)開発プロジェクトは一向に進んでおりませんが、早くもユーザーさん(今の所BRZオーナーさんが多数)から「僕のBRZにザックスを装着したいんですっ!」と、お問い合わせ頂いております(GTマシンの件を知っている方?)現段階では”何時発売です!”等のご案内は一切出来ませんが、必ずやります!20年SACHSに関わってきた僕の意地もありますから。もー少し長い目で見ていてくださいっ!引き続き宜しくお願い致します。
CARTOPさんの86&BRZ Magazine.
交通タイムスさん発行のタブロイド版自動車総合専門誌”CARTOP(カートップ)”今週号に素敵なブックインブック(付録)が付いていました。その名も”86&BRZ Magazine”。現在進行中の各チューナー状況と予約&納車に関して詳しく記載されております。是非書店でコンビニで駅のホームのキオスクでお買い求め下さいっ!で、そのデータの中に凄く興味深い現状がありました、、現在7000台(人)の受注を抱えるToyota86。その購買層20代、30代、40代全てイーブン。そして50代が20~40代を少し上回る。と、言った状況のようで、手法を変えつつ免許保有者全般に製品(86)告知が成功した証と感じました。製品は1つだけどターゲット(年代層)が変われば戦法も変わる。そうしないと、こういった綺麗な数字は出ないよなー、、と考えつつ、僕らの86用製品のターゲットは40代と50代(価格と感覚的に試算)ですから大まかには86ユーザー市場の50%以上が”ターゲットの可能性”を秘めている事になります。僕と同世代(40代)と、その上の50代。戦法は既に組立て済みです!あとは製品(RS-1)のリリースを待つばかり、、。
86用RS-1の進行は、、。
今年始めに僕らから出したオーダー&リクエスト(86用RS-1)。ドイツザックスレースエンジニアリング(SRE)社に仮受理された以外は何の進展もありませんでしたが、ココに来て!マークスヴィテッヒ氏が一押ししてくれたのか?急にSREから慌しく”今年と来年のforecast(販売予想)至急送れ!”とメールがありました。勿論、僕らは即日書き込んで返信済みです。どーか世界中のSRE代理店が86&FRSの名前を挙げてくれますようにっ!画像は、、僕の落書きなんですが86用RS-1の要望書下書きでありまして、性能、コスト、ユーティリティのバランスを最大限配慮して希望を書き出しました、、あ!安心して下さい。設計セットアップは僕の仕事では無く、あくまでもドイツザックスレースエンジニアリング社ですから、SRE担当者のピエッリ君は長期に渡りヴォルフスブルグにある自動車メーカーに軟禁(、、多分WRマシンの最終セットアップかと、、あはは)らしいので帰社次第、開発連絡が来るのでは?と勝手に想像しております。と、言った感じですので、具体的な開発進行は未だ手付かずです。
ProjectFT86、第1回進行報告。
えー、もろもろの進行ご報告申し上げます。、、と、言いたいトコロでは御座いますが、一切進行しておりませんっ!
ので、一連の経緯をご説明申し上げます。先ず!86の純正装着(OEM)ダンパー銘柄ですが、ミドル&ベーシックグレードはSHOWA(ショウワ)さんです。全車両SACHS(ザックス)装着と言うのは誤りでした。ではSACHSダンパー装着車両はどうなったのか?と申しますと、これから出るスペシャルモデル(グレード等一切不明)に装着されるのでは?ないかな?と、個人的に思っておる次第で御座います。ドイツで見て聞いて、そして年末のZFシャーシ部&広報部&インディぺンデンスの合同銀座串揚げ会議でのニュアンス(何も具体的な話は聞いてません)から勝手に想像(妄想)した結果であります。今は、ただドイツSRE社とのメールディスカッションを続けて行くのみです。さて、僕らが何も出来ていない一方で、86&BRZにおけるフットワークチューニングの目標到達点が確立されつつあります。画像の86に装着されたタイヤがその指針です。ミシュランパイロットスーパースポーツ!その高性能を如何にバランス化出来るか?フットワークのチューニングは常にタイヤ性能をコントロールしつつ、ドライバー&車体と路面コンタクトの要素バランスを図る事にあります。86、BRZ共に標準装着されたミシュランパイロットプライマシーHP(ハイパフォーマンス)。同じ銘柄でアップグレードして行く、そこでSREのRS-1がきっちりバランス化出来て完璧なデヴァイスとなればね、良しですからね、、。自身はあります。先ずは(フットワークを)取り替える明確で解りやすい動機がフォーカスされて喜んでます。と、書きつつ「それじゃTRDやSTIと同じじゃない?」と思われるかもしれません。そんな事言ったら僕らとACシュニッツアー(92M3+パイロットスーパースポーツを提唱、、掛け声も似てましたが目的も同じでした)と、どうなん?って事になります。F1技術を担保したザックスレースエンジニアリング(SRE)社が仕立てた製品を扱うと必然的に課された性能と責務上、同等またはそれ以上のポジションを担う事になりますから、、同じと言われても仕方アリマセン。
FT-86改め、86(東京モーターショウ2011)。
今回のモーターショウで、ほぼ市販状態?の86を見てきました。ドイツで仕立てたSACHSダンパーが標準搭載された愛しいマシンでありまして、この時代とこのタイミングを逃したら”後が無い”、、そんな覚悟で製品開発(主にリクエスト)とプロモーションに取り組みます(再生rebornを掲げるToyotaさんとかぶるなんて言わないで下さいね)そもそも今までSACHSの製品やってきて、結局なんにもならなかった(薄い売り上げには貢献しましたが)、、ってのが実感で事実なんですね。ですから、純正装着&TRD採用またはワンメイクレースに搭載(未定)といったSACHSにおける86包囲網に便乗してでも(何時も通りの戦法、、あはは)シェアを奪取して行きますよ。僕も何十年もおんなじ事やっていて、そろそろ仕上げなのか?次のステップなのか?兎に角、そのきっかけが86である事は言うまでもありません。クルマはまだ発売されていませんが、戦いは始まっています。
SACHS(OEM装着)からSACHS(RS-1)へ。相変わらずの戦法ですがドイツSRE主導の下、コレで進行してゆく予定です。※画像2枚とも車高を改ざんした事は内緒です。
FT-86 Cockpit.
IAA 2011 FT86 + SACHS.
ドイツシュヴァインフルト(SACHS総本山)詣で最大の目的はこのマシンに関してだった、、と言っても過言ではありません。FT86!SACHSダンパー標準搭載。モロモロ仕込、、構想中です。勿論、SEMAのザイオンFRSも追っかけますよ。今回は本気です。
86幻影(FT,FR-S,2000RS)。
あの流出映像(意図的な雰囲気たっぷりですが、、)を観てからFT86が気になって仕方ありませんっ!
上記の綺麗な86はエイタックセカンドステージ鳥羽取締役部長さまのマシンです。いつもありがとーございます!46M3専用RS-1宜しくですー。
で、FT、、仮にSACHS(ザックス)ダンパーが標準搭載だったらこの先、僕らの販売戦略(って程でもないのですが)が大きく舵を切ったように魅せられる絶好のチャンス!何て思ってまして、社内ではR56+RS-1装着試乗車(デモカー)の運用期限も決まって一安心。今の所ショウジ一押しはサイオンFR-Sに1票。富士重2000RSに内田さんとミシュランジャパン橋本さんで2票。ハンズトレーディング自転車レース部長トヨタ本社の町田さんは勿論FT86に1票と、、うーん楽しみっ!
カムフラージュされたFTが、市街地~ワインディング~ニュル旧コースを経てガレージに格納されシャッターが下がった直後にビデオに写った画像がコレです。どうです?出来すぎでしょ?ZF-SACHSのサービスカーです。所属はシュヴァインフルトではなく、アイトルフ(Werk Eitorf)と車体から読めます。何故総本山のシュヴァインフルトじゃなくてアイトルフなのか?、、、個人的な見解として、ケルンに近い方が都合がいいから?FT開発拠点がケルンTMG(Toyota Motorsport GmbH)だったらアリな話だったりします。そう言えば、、昨年、ドイツザックスレースエンジニアリング社の社長就任前のノルベルト氏と品川で蟹食べた時の同伴者はTMG方面担当エンジニアさんだったっけ、、モロモロこれから楽しみでーす!因みにビデオの発信源は独AutoUndMotorsportのwebですから、、体のいいティザー広告、、ですよね?
トヨタシフト(超個人的)。
えー、今年限りでSauberBMWさんがF1撤退なんですね。SACHSではBMW新体制F1の初年度よりダンパー実装着+パートナー契約を実行してきた訳ですが、終わってしまうとは、、残念、、。と、落ち込んでいた所にTMGさんとの来期契約(詳しくは10/6のログをご覧下さい)完了のニュースが飛び込んで来てですね、にわかにトヨタさんなんです(僕が)。で、画像のSRE製2way最終試作ダンパーが装備さてたマシンもトヨタ車なんですが、もろもろありまして車名までは内緒です。概要詳細はもう暫くお待ちください。僕らも場合によっては”その企画乗ったー!”って事もあるかもしれませんのでIS-Fオーナーの皆さんは必見です!