本日の一冊

ヨーロッパ退屈日記 伊丹十三コロナ禍が続く中、本を読む人が増えていると聞きちょっと嬉しいです。ご自宅付近にある街の本屋さんで”その書店の棚にある今の一冊”を見つけて手に入れる楽しみと、街の本屋さんを買い支えるって事も考えて頂ければ嬉しいです。さてさて、伊丹十三/ヨーロッパ退屈日記。昭和40年発行と、今から56年も前の話なのですが、旧さを感じない未だ新鮮に思える不思議な本です。文中に「ロンドンで映画の配役が決まった(ギャラが確定している)その足でロータスエランを買いに行った。」と。伊丹十三格好いいです。 日々精進

DDM-86&BRZカプラーオンエアバックハーネス

DDM 86 BRZ ステアリングコラム 延長イタリアのDDM(デイリードライブモータースポーツ)社から新製品が発売されました。86&BRZ用純正ステアリング延長コラムのオプションパーツで”カプラーオン”のエアバック延長ハーネスです。DDMでコラム長が伸びた分、この追加配線(ハーネス)で対応が可能となりました。税別定価¥3,000-(2021年1月16日現在) 皆様よろしくお願い申し上げます。 日々精進

DDM FOR 86&BRZ

リバウンドストローク

86 BRZ 車高調整サスペンション リバウンドストロークザックス車高調整こと、パフォーマンスコイルオーバーを装備した2号機86のジャッキアップ風景。画像だけみれば「普通ー」って思うかもしれませんが、車高調整式サスペンションで純正同等のリバウンド(伸び)ストロークがあるって事がパフォーマンスコイルオーバーの可視化した性能表現の一つです。普通のサードパーティーブランド/製品であれば”チューニングパーツだから多少のリスク(ストローク減少による路面接地性能の低下)は仕方ない”でOKなのでしょうが、世界の自動車メーカーを影で操る&モータリゼーションにおける社会的責任を負う技術集団ZFの製品においてはNG。レース用ダンパーは別として、ナンバープレートを装着し、一般道路を走る為の製品であれば安全性能(路面追従接地性能/ホイルストローク)は純正品同等が製品化する為の必要条件。自分でも2セット使い続けてますが、長いホイルストロークの恩恵は安全性能は勿論、ドライブを快適に楽しむ性能に直結しています。ワインディングを積極的に、具体的には段差のあるインラインを”ダダっ”と普通に通過したり(無理しないで下さい)。クルマとの対話を趣味とする方々にもオススメです。

86 BRZ 車高調整サスペンション リバウンドストロークここで在庫状況のお知らせ。ドイツZFレースエンジニアリング社製SACHS(ザックス)パフォーマンスコイルオーバー86&BRZ用(品番000299)国内在庫2セットとなりました。昨年末にGRガレージ長野店の86オーナーさんが「過給機積んだのでちゃんと動く(路面追従性能)サスペンションにしないと死んじゃう&乗り心地性能も向上なので助手席効果(彼女さん対策)にも期待」とご決断&ご購入頂き感謝!ありがとーございます。また先週末には昨年11月の富士86スタイル出展ブースにお立ち寄り頂きご相談させて頂いたオーナーさんもリッチなストローク性能に興味があったらしく「WRC4年連続優勝して勝ち逃げ(VWレーシングポロWRC)したSACHSブランドのアシを手に入れたい」って事でGRガレージ豊田元町さんにてご購入下さいました。ありがとーございます!TRD製86ラリーダンパー価格の15.8%で手に入るザックスパフォーマンスコイルオーバー。しかしその性能も15.8%って事はありません。お値段以上のサスペンション性能を装備して安全で快適なスポーツカーライフを楽しんで下さい。 日々精進

REBOUND STROKER

空想2021東京オートサロン

東京オートサロン2021 参考 プロボックス GRコロナ禍で中止になった2021年東京オートサロン。楽しみにしていた多くのチューニング派ユーザーさんの為に弊社デザイン部門が勝手に描いた空想の”参考出品モデル”題してROBOX。フォトショで画像を加工していて解った事は、プロボックスにGRバンパーがとても似合う事(上画像のヘッドランプ形状はほぼプロボックスです)。プロボックス用GRバンパーを量産してお金儲けたい、、と一瞬思いましたが、各トヨタディーラー(GRガレージ)さんとお取引させて頂いている自分が造型意匠を模倣して利益を得る訳には行かず断念。 来年はコロナが収まってオートサロンが再開される事を願いつつ 日々精進

光徳寺でお炊き上げ

光徳寺 群馬 藤岡 さるのダルマ 個人的な恒例行事、群馬藤岡にある光徳寺にお参り。YMOの”増殖(アルバムタイトル)”ってこんな感じだったような。

光徳寺 群馬 藤岡 さるのダルマ 家内安全を祈願して、一年間共に過ごした”さるの張子(最前列画面中央)”に感謝。お陰様で今年も始まりました。

光徳寺 群馬 藤岡 さるのダルマ で、お炊き上げ。勿論けむりにもご利益がある(江戸時代の数学家-関孝和由来)のでさささと浴びつつ、新しいさるの張子をお迎えして即撤収。 日々精進

GRヤリス用ドイツDTEシステム

DTE SYSTEM TOYOTA GR YARISドイツDTEシステム社のGRヤリス1.6リッター3気筒ターボ(G16E-GTS)用プラグインパワーモジュール(サブコン)と、プラグインスロットルコントローラー(PPT)が大人気!何と輸入元ハンズさん初回入荷分全て完売!昨年末に発注した弊社オーダー分も分割納入と。年末の駆け込み(キャッシュバックキャンペーン対象)ご予約頂いた各販売店様分は明日弊社から発送致しますのでご安心下さい。で、GRヤリス(1.6/3発ターボ)の各ユーザーさんがDTE製品(サブコン&スロコン)への理解度=購買欲が高いのか?が、何となく解りました。多分、以前のクルマにもDTEを装着していた方で、つまり元ドイツ車オーナーが乗り換え&増車の需要って考えると納得です。匠組みG16E-GTSエンジンのパワー&トルクはほぼカタログスペックを維持していますので装着後のパワーアップ&トルクアップ体感効果も大いに期待できます。コストパフォーマンスで選べばブースタープロ(1馬力換算税別¥1,371-)更なるハイパフォーマンスで選べばパワーコントロールPCX(特性の違うサブコンを3つ搭載した性能+スマートフォンによる室内操作が可能なユーティリティー/1馬力換算税別¥1,686-)。製品詳細は下記↓ご参照願います。 日々精進

DTE PLUG-IN POWER

年越し案件その2

ドライビジョンECU 86 BRZ TRD14R FA20年越し案件(その2)は趣味じゃなく仕事の方。ドライビジョンECU86&BRZの新しい制御をミックスしたプログラムの長期テストを静かにスタートさせました。V1>ジェネシス>ファイナルと、バージョンアップと共に熟成を重ねて8年目の今年、FA24(2.4リッター)積の新車リリースもありますが、そんな中でも「まだ2リッターFA20の86&BRZはECUで良くなる!」と開発を続けるチームドライビジョン(ジョブス今市社長と、ウォズニアック主幹エンジニア馬先生)はホント凄いと思う。ECUチューニングビジネスをスタートした当初は多方面から”強力なご指導”を頂いたとドライビジョンECU今市社長がおっしゃってましたが、黙々と開発を続ける事、ブレない開発指針(絶対的な安全性能と使いやすさ)と、この姿勢に多くのユーザーさんの共感があって現在に至ります。ダイナパック等、一定条件下でのMAXパワー&トルクを追わない事で手に入れた多くの性能はご購入下さったユーザーさんに100%還元(いつでも安心して使える事)出来ている唯一で孤高のECUチューナーが現在のドライビジョンにおける立ち位置。さて、これが最後の完成(製品名がファイナルですが)ではないかもしれない。以前に何度かブログに書いた記憶があります。書いた時は”かもしれない>可能性の想像”でしたがそれが現実となりました。8年前、製品化される以前のドライビジョンECUに最初に乗った自分の因果と言いますか、役目と言い聞かせテストを開始。ジョブス今市社長と、ウォズニアック主幹エンジニア馬先生に「なんで自分がテスト役なんですか?」と聞いた事はありませんが、選定事由は想像がつきます。自分が普通の人(ECUの制御が解らない+普通のドライビングスキル+高卒w)でつまり想定されるユーザー(普通の人)の中心点に在るって事でしょうね。制御を理解するより、運転していて実際の動きをどう感じるか?メーカーのテストドライバーであればイロイロ考えなくちゃだと思いますが、自分の場合は”気持ちきいいor気持ち悪い”を評価して行きます、、、と、書いてますがどんどん細かく深い領域でやってる感で、もし高評価であっても大野田さん(XaCAR別冊86&BRZマガジン編集長)の取材はもらえないと思います(汗)。

ドライビジョンECU 86 BRZ TRD14R FA20ドライビジョンECUツカサ女史(ホームコース筑波1000のBRZランナー)のオペレーションにより2号機D型86TRD14Rに搭載されたECU-IDをピックアップ。通称”さよならの儀式”。ノーマルのD型ECU制御からドライビジョンECUに換装準備完了!

ドライビジョンECU 86 BRZ TRD14R FA20ドライビジョンECUジョブス今市社長の作業風景。ドライビジョンECU主幹エンジニアのウォズニアック馬先生が設計したプログラムを2号機のECU-IDに併せてリプログラム。

インストール風景。ジョブス今市社長曰く「馬先生から2つのプログラムが送られてきたから順番にインストールして試乗ね」と。インストール&試乗x2回を終えて”選択”、、自分が即答で決めた1つが”いわゆる正解”だったようです。設計したウォズニアック馬先生はもちろん、現場でセットアップしたジョブス今市社長も設計図(数字)からエンジンがどのように動くのか解る人(当たり前ですが)なので「それを選ぶと思ってた。」と言われて一安心。長くなりましたが今回のテストプログラムは通常のFA20ドライビジョンECUファイナルを元に、エンジン回転の下降調整を追加しました。アクセルオフ&クラッチを踏む事でエンジン回転がノーマル状態より速く&スムースに下がります。「何のために?」って方には必要のない制御だと思いますが、ドライビジョンECUユーザーであればシフトアップ毎にトルクのスタートポイントにエンジン回転があればその分踏める(クラッチリリースと同時にエンジン回転数にトルクの付きがバランスされる)性能です。人の作業ですから、クラッチの操作時間差などありますが、特殊なドライビングスキルを持たない普通のドライバー代表の自分が使えているので初見感触は”手応えアリ”です。2.0~2.2リッターの空冷911のようなクラッチオフで”ストン”と回転が落ちる訳ではありませんがAMG-M139エンジンを載せたA45のアクセルオフ(IN&EXバルブが強制閉鎖)の状態に近いかもしれませんね。ですので時間と距離を稼ぎ、シチュエーション(操作)パターンを繰り返ししばらく走ってみます。体感効果は次回更新まで今しばらくお待ち下さい。 日々精進

年越し案件その1

YAMAHA XT500 WERNHER2020年中に終わらなかったパーソナルな案件(その1)が単車のマフラー錆び落とし&再塗装。ヤマハXT500における大事なデザイン要素である”独特のマフラー形状”の単体はこんな感じです。パイプ+プレス成型溶接のメインサイレンサーから右リアダンパーを避けてエンドへ抜ける凝ったレイアウトでレーサーのTT500も同じマフラーを搭載しています。マフラーを外した自分のXT500を初めて見たのですが、何だか普通のオフロードパイク、、シンプルだけど物足りない感でした。クルマと違ってバイクは装備される機能部品が全体のカタチを創り出す乗り物。今から45年前にこのマフラーを造型したデザイナーさんとエンジニアさんに敬意を持って錆び落とし&リペイントを続けます。

YAMAHA XT500 WERNHER自作工具一例。

YAMAHA XT500 WERNHER正月明け4日にカップブラシを使ってほとんどの錆を落とし、今週末に仕上げ予定。趣味に時間を費やす事は思ったより大事でした。 日々精進