総本山ZF(SACHSブランドを保持する会社)の新製品です。商品名ZF-Pro-AI。人工知能を搭載した自動車のECUでありまして、従来までのドライブ(運転)における人間と機械の在り方を変える最終兵器(笑)のような製品です。現ZFはエンジンを除くすべてのパーツがプラットフォームごと社内で調達出来ますので、各駆動制御(ステアリング、ブレーキ、トランスミッション、デファレンシャル、サスペンション)を人間の入力に関わらず実行してクルマをスムーズに動かして行く、、まさに新時代でありまして、実搭載は何と2018年、来年からですって!、、つまらない時代になったな。、、と思うのは若かりし頃の自分で、今はワクワクします、年取ったんですね(汗)。で、製品名にProと明記されておりますので、プロドライバーが乗るCV(トラック等)がターゲットとなるようで、乗用への装着は数年後ですかね?で、このblogを書く前にモロモロ調べたのですが、日本国内の自動運転に関する統括が内閣官房にあったのでビックリです。自動運転は国家プロジェクト、、高齢化社会&過疎化する地方(その住人が私)。自動運転の乗り物は急務であり現レヴェル5と言われる速度環境問わずの完全自動運転を内閣官房IT総合戦略室では2025年に運用開始と書いてあります。あと8年です。その5年後に欧州ガソリンエンジン車両の販売終了、それに伴い国内自動車メーカーも2050年構想を前倒し。あ!その前に欧州自動車連合の12V廃止48Vがスタートでしたね。クルマ業界はどんどん動いておりまして、自分が取り扱う趣味を伴った自動車用部品/製品の賞味期限も見えてきました。しかし、終わりが見えたところで投げ出す事はしませんので安心して下さい。私と同年代&諸先輩皆様は”エンジンのクルマが盛んに楽しかった時代の生き証人”であります。楽しかった思いを後世に伝える事と、今出来る楽しみ、、例えばサスペンションをアップグレードするとかw残された趣味の時間を大切にして欲しいですね。今でしょ!は予備校への入学じゃなく、クルマの楽しみですよ。
追記:ジャーナリストではないのですが、各自動車メーカーを支配する親方ZFなので興味が無くても情報が入って来ます。で何を思ったか?と言いますと、ZFの製品(主にレースエンジニアリング社のスポーツサスペンション)を取り扱う(仕入れて、ユーザーさんにご購入頂く)より、独逸ZFの株と、英国リキャルド(48V主導推奨企業)の株を買っておいた方が断然儲かるような気がしてなりません、、日々精進(汗)。