先月半ば頃から米国ビブラテック(Vibratech TVD)社のフルーダンパー担当さんとメールの問答を繰り返しておりまして、一応結論が出ましたのでご報告申し上げます。事の発端はFA20にフルーダンパーを装着する際、純正工具では装着が出来なく、専用、又は汎用のSSTが必要となりまして、それでは何かと不便では?と思い、純正工具対応の取り付け穴にマッチするデザインが出来ないか?とビブラテック社にリクエストしていた訳です。そして自らの検証結果、純正工具対応デザインはフルーダンパーの構造的に不可能と判明して現在に至ります。日本仕様(純正工具対応)を持って今後本格リリースと考えておりましたが、今後の入荷分も現行モデル(3ホール)となりますので宜しくお願い申し上げます。で、上記画像がアストロプロダクツさんで入手したプーラーで一応3ホールPCDに対応。これを使えば装着が可能です!しかし強度がいまいちでして、ビブラテック社にオススメのツールを製品と一緒に送って欲しいとリクエストを出しております。製品をお待ちの皆さま、しばしお待ちください。
こちらがFA20オリジナル(純正)86、14R、14R60、BRZに装着されているクランクプーリーです。プーリーに書かれたNOKのロゴを調べたところ、NOK株式会社(本社、芝大門)さんの製造でドイツフロイデンベルグ(ドイツの展示会でよくブースを見かけました)とのパートナーシップメントを結束した会社でした。ここでフルーダンパー作れそうですが、、汗。以下純正の手引書を添付致します。参考資料としてご覧いただければ幸いです。
純正プーリー取り外し。手引き書。プーリーの止めがネジではなく、爪のひっかけ(楕円の穴にひっかける)る手法。フルーダンパーはオイルでフローティング状態にあるインナーウエイトが内蔵されている為、この楕円の穴はあけられません。
保持、駆動手引き。資料を出して調べて下さったネッツトヨタ群馬の関口さんに感謝!いつもありがとうございますっ!