”年末進行”をいい訳に、昨年末のご挨拶もソコソコに新年を迎えてしまいました。思えば早く2012年を越えたかったのかもしれません。訳はイロイロあるんです。013年、自動車趣味と振動制御への興味を抱く(本牧戦線SachsBlogレギュラー読者)皆様には70%の達成率(笑)を持って進行中のプロジェクトと、SACHSブランドへの興味指針を実証出来そうです。86&BRZ用のコイルオーバーサスペンションセット(PerformanceRS-1)の開発hが遅れ遅れながら、あと数ヶ月で完成(ドイツZRE、開発担当ピエリトランプ氏コメント)するそうなので僕らも試乗車購入&ツアースケジュールの下打ち合わせ等の準備を開始しました。また、ドイツサイドではMQBシャーシ(A3&Golf7)用とF30用のRS-1の開発にも着手した、と。コンペティション(レース)方面ではVWのWRC、DTM、F1全て順調。一方のOEM(メーカー純正採用)ではVWのスペシャルマシンXL1(1Lで111km走行)用の超極細ロングストロークアルミシェル車高調整ダンパーの大量発注で”ヤッホー”的状況のZRE(旧SRE)社でありました。全てが順調、、、あるプロジェクトの断念を除けば。
昨年012年は、SACHSと言うブランドに2度の挫折を味わいました。一度目は17年前のSACHS自転車パーツ部門(現SRAM社)の売却により頓挫。今回の二度目は、市場不況と人員不足によりハイエンドモーターサイクル用ダンパーの新規開発&供給プロジェクトを当面凍結と。SACHSのバイク用製品、、その日本での取り扱いに、人生の後半戦を賭けて挑む(打倒オーリンズ)つもりでしたが合えなく断念(笑、、えません)。社内会長からは「仕方ないなー、、あはは。ま、2度ある事は3度あるから」と激励されつつ、内心は、、先行設備投資としてMVアグスタ数台を購入する予定でしたので、買わなくてよかった。つー事になります。えー、密かにご期待頂いておりました北海道の近藤様はじめ、数名のMVアグスタエンスージャスト&コレクターの皆さん。上記事由により一切白紙になりました。申し訳ありませんでした。バイクはビジネスじゃなくてパッションだからコレで良かったんだ。と思うように早くなりたい。これが今の心境です。
と、言った感じで2度目の頓挫の代償(恩恵)はSACHSブランドのメインストリーム(自動車振動制御部品)のプロジェクトがホボ健全進行している事に尽きます。僕自身”86の進行を持ってクルマ卒業!”と思っておりましたが、まだ辞めれません。86の次は2015年次期シビックTypR!(やる気まんまん)どーか引き続き宜しくお願い致します。
画像に乗せた四文字”彰往考来”。水戸御老公の言葉でありまして、往時を理解研究して未来の為に考えよう。と言った意味だったはずです。影のマシンBMW368Z3MCに乗り続けて8年目、未だ恐い、全く解り合えない相棒ですが、これに乗り続ける限り”マンマシンインターフェイス(人間と機械の関係性)”を忘れる事はありません。新しくて良い見本ばかり味わっていては前に進まない。旧くて技術的に無理があるダメな見本と格闘しながら”最善とは何か?”を考えながらお伝えできればと思っております。