86&BRZ(FA20)用エンジンクランクプーリーチューニングの新しいトレンドがフルーダンパープーリーです。Made in USA (New York)
米国フルーダンパー社のクランクプーリーは、従来のプーリーチューニング概念を覆す全く新しい技術を搭載した製品で、それはつまりライトウエイトプーリーチューニングの終焉を意味するものであります。質量が軽いメリットは簡単に想像出来ると思いますが、その代償(デメリット)は以外にも大きいものでありました。フルーダンパー社の開発指針となったエンジン回転との”ハーモニー(調和)”。振動を吸収しつつ、低回転から高回転までスムースに回り続ける理想のクランクプーリーです。これからの時代はライトウエイトではなく、ヘビーウエイト(フルーダンパー)プーリーチューンです。米国SFI18.1安全認証取得。SEMAパーツアワード受賞製品。
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フルーダンパーの母体企業バイブラテック(Vibratech TVD)はプロモータースポーツ向けエンジンの開発から超大型重機用エンジンの開発/制御を行う技術集団です。バイブラテック社の特別なクライアント(米航空防衛方面)の依頼により開発されたフルーダンパーは、クランク軸のねじれ振動によるパワーロスの軽減と、エンジン回転周波数の応力コントロールを目的とした製品です。プーリー本体(ハウジング)は60,000psi引張強度を保持する特殊炭素鋼を採用。圧倒的な強度のハウジングの中にフライホイールを内蔵。そのフライホイールをシリコンフルードでフローティングマウント化されています。ミルスペックエンジニアリングを搭載した圧倒的強度を保持するクランクプーリー”フルーダンパー”はFA20水平対向特有の振動を軽減し、ストレスフリーの回転とパワー&トルクの向上が可能です。※完全シールド化。重量約2.6kg 税別定価¥118,000-(税込¥129,800-) |
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2速ホールド(左)と3速ホールド(右)のグラフです。横軸がエンジン回転数、縦軸がエンジン振動係数。黒いグラフが純正クランクプーリー、青いグラフがフルーダンパーです。2速グラフ低回転域から常用回転数5,500rpmまでの振動軽減。3速グラフでは7,000rpmまできっちり振動制御されております。エンジンの振動は回転ロス、フリクションであります。フルードダンパーで振動を抑え、コントロールする事によりフリクションロスが軽減されます。スムースに回転するエンジン、とその恩恵は低回転(信号待ちから低速)時の乗り心地改善と言った副産物的性能も備えております。 |
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左側グラフはライトウエイトプーリー(赤)とフルーダンパー(緑)各回転数における振動比較です。右側グラフが相対結果となり、フルーダンパー(緑)、純正(黄色)ライトウエイト(赤)のトルクカーブとパワーカーブです。 |