FLUIDAMPR(フルーダンパー)は米国バイブラテックTDV社の発明した、エンジン振動を制御するクランクプーリーです。米国ニューヨークに本拠地を構えるバイブラテックTDV社は1940年代に創業され戦闘機、軍事機器の振動制御に関するスペシャリストとしてスタートした会社です。その後、振動&摩擦軽減の専門分野は鉄道、自動車へと展開され現在では、世界のエクストリームエンジニアリング(巨大重機を使ったオペレーション技術)を支える振動制御のエキスパートとして広く認証された企業です。巨大重機の振動とフリクションを軽減する技術をモータースポーツに転用した製品がフルーダンパーです。振動を吸収してパワーとトルクに還元する新しい性能を装備したエンジンクランクプーリーで”サイレント&パワフル”なドライブを楽しんで下さい。
1940年代初頭、現バイブラテック社にて発明されたビスカスロータリーダンパー(画像)。振動応力制御内部構造等、フルーダンパーの基礎技術が詰まった発明品です。開発時間と技術を積み上げ(解析、設計精度、鋼材の見直し、フローティングウエイト技術、シールド技術)現代の最も効果的なエンジン振動制御パーツが完成致しました。多くの発明品と同様に、軍事目的で開発された”新しい振動制御技術”は70年以上の時を経て、更に進化して”快適でスムース&パワフルなドライブツール”に生まれ変わりました。 振動との調和(ハーモニー)がもたらす恩恵は、イグニッションをONにした時、つまりアイドリング時から体感出来る”新しい感覚(乗り心地)”は静かでスムース。アクセルを踏み、アクティブにドライブを楽しむツールではありますが、快適性能や静止性を重視するビジネスでのロングドライブやカーオーディオファンの方々にも支持される性能を保持しております。エンジン振動を制御する事により新しいドライブの楽しみが生まれるかもしれません。フルーダンパーはモータースポーツ用製品の世界的な安全基準となるSFI(SFI財団)の18.1項目を取得認証を保持しております。またSGSグループ自動車技術(e/ece , ABS/ESP等)の評価認証を取得。SEMAメンバー、CANメンバーとなり、モータースポーツでの性能実証と安全性能を伴って製品開発、供給に努めております。 ■フルーダンパー効果/構造説明 クランク軸のねじれ振動によるパワーロスの軽減と、エンジン回転周波数の応力コントロールを目的とした製品です。プーリー本体(ハウジング)は60,000psi引張強度を保持する特殊炭素鋼を採用。圧倒的な強度を持つハウジングにフライホイールを内蔵。そのフライホイールを液化シリコンフルードでフローティングマウント化されています。プーリー本体(ハウジング)の回転速度と液体(シリコンフルード)でフローティングされたフライホイールの速度差が二次慣性効果となり、振動制御を伴ったより理想的な回転運動が実現します。ミルスペックエンジニアリングを搭載した圧倒的強度を保持するクランクプーリー”フルーダンパー”はそのエンジン特有の振動を軽減し、ストレスフリーの回転とパワー&トルクの向上が可能です。※完全シールド化。専用設計されたフルーダンパークランクプーリーのエンジン適合別詳細は下記ご参照願います。 |
FLUIDAMPR EA888
FLUIDAMPR EJ20
FLUIDAMPR FA20
FLUIDAMPER RB26DETT
FLUIDAMPR FC20C / FC22C
FLUIDAMPR FA24