「SACHS Performance Coilover」カテゴリーアーカイブ

スネヲヘアーの秘密(46M3RS-1用スプリングテスト)。

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今年の初めからスネヲ(画像左上に注目、、髪型で解るでしょ)こと、ジャイアン野口率いる”アルツモトーレンバウ宮川さん”に製品テストをお願いしていました。以前から水面下で進めていた46M3用RS-1に組み込まれるスプリングの全方位チェックが目的です。宮川さんには出来るだけダンパーの減衰を弱めてバネの動きに集中して今まで走り込んでもらいました。因みにテストスプリングに組み合わせたダンパーは絶対的な信頼性と、圧倒的な累計販売台数を誇る”BilsteinPSS(倒立1way10段調整)”です。宮川さん曰く「ショウジさん、、このスプリングねー、PSS付属のスプリングよりレスポンスいいです!PSSの要求車高から少し上げたトコロがベストバランスだと思うよ。このまま使っていても違和感ナシ!今PSS使って頂いているユーザーさんのアップグレードにもいいかも、、、。」と。今回の富士スピードウエイインプレッションを聞いて”このままで進行”と決断しました。ドイツフォクトランドのポール社長とエンジニアの皆さんにありがとう!要求通りのスプリングです。

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ドイツザックスレースエンジニアリング(SRE)社では46M3用RS-1のラインナップがありません。セットアップは全て国内にて行いますが、出来るだけオリジナル(ドイツSRE社)に近い製品に仕上げる様に進行しております。今回テストしたスプリングは、従来のRS-1に組み込まれるスプリングと同じ”ドイツVogtland(フォクトランド)社”に開発を依頼。純正トップマウント対応のデザインもRS-1同等、事情が解っているメーカー(RS-1のOEM)のセッティングと信頼度を優先しました。ダンパーに関しては従来の46用RS-1をリセッティングしてセットアップ致します。またフロントストラットのトップ部は全て46M3同一のデザインを新造します。こういった凝った作業の全ては”ドイツ製RS-1同等と目指す!”と至ってシンプルです。「出たら1番に買うから、ずっと待ってるぞ!」な高知のお客様とコクピット55の朝子さんっ!引き続き宜しくお願い致します。

TDI CupCar AGAIN.

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新年早々に秦野COXさんに訪問させて頂きました。ガレージを覗くと秘密のマシンが例の如く沢山、、その脇にメンテ中のVWR社が組んだTDIカップカーを発見!ゴルフ2との2ショットです

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R8のブレーキユニットとザックスのダンパー!ナックルとロアアームがアルミ化されたワークスマシンのフロント廻りです、、、でも本当に凄いのはリアーセクションでした。凄いよ(書けない)。

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TDICup(ポーランド)、並びJettaCupの為に専用設計されたドイツ、ザックスレースエンジニアリング(SRE)社製1wayストラット。ダンパーのケース、インナーパーツ(ニードル調整による1way減衰調整)はRS-1同等。生粋のワークスマシンに採用されるには訳があるはずですからね、現VW系(VW-GROUP)RS-1をお使いのユーザーさんは解っていらっしゃると思います。RS-1の持つ性能、、その技術骨格と成り立ちを考えれば”これ以外に考えられない”と、販売開始から4年経った今でも僕は思っています。因みに、、ストラットに貼られた製品番号881500312026をドイツZF-SACHSの製品検索サイトに打ち込んでみましたが”unknown-sre”とだけ書かれておりました(VWR社の専用品番)。

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今年は何処かのカテゴリーで戦って欲しいなーと思ってます。

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で、2011年、第一回秦野現場会議に出席してきました。現場会議=歩兵の最前線君が”これからどうなるの?”と言った会議(談義)です。”どうする”じゃなく”どうなる”から”どうしようかな~?”、、と、現場に必要なパッシヴ性能(あははは)向上をお互いに誓い合いました。歩兵の本領、、ここで倒れる訳にはゆかんのであります敬礼!!さて、お題目のCOX佐藤さん(MTMジャケットの画像参照)の誓いですが「今年はアウディチューナーMTMの販売組織を早々に編成します。で、春先から今世代Audi(CANTRONIC搭載)ユーザーさんへのサービスを開始!楽しみにして下さい!」だそうです。

協力 COXコーポレーションさん

ドイツ、シュバインフルトより今年最後の入荷。

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エルンストザックスストラーセ62より今年最後の荷物が到着致しました。発送元はノルベルトオーデンダール(新社長)氏率いるドイツザックスレースエンジニアリング(SRE)社。SRE社新社長、、、年明け早々に来日するかもです(未確定)。さて、年末押迫った中到着した荷物はRS-1の新製品だったりします。

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RS-1の新製品!VWゴルフ4FFシャーシ用!、、、、遅れてきた最後のホンモノです!、、、、何故に今ゴルフ4FFシャーシ用が入荷なのか?それは”ご予約頂いた製品”に他ありません!日本で1番最初のRS-1/ゴルフ4FFシャーシ用をご用命頂いたサンライズデポさんとオーナー様に感謝っ!ありがとうございました。実はもう1台在庫として仕入れました。秦野方面の成田勤務の方、、、如何でしょうか?

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ドイツZF-Service社から世界共通のクリスマスカードが届きました。、、相変わらず地味なモチーフの下に”あの方”のサインを発見しました!シャンバッハさん復帰されたのですね。よかった。ZFS社の皆さん、今年もありがとうございました!

RS-1+R56試乗会inボンドminiさん再び。

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RS-1が装着されたR56(M/T)の体感試乗会を再開致します!リスタートは服部さんの居るお店、ご存知ボンドミニさんです。昨日、納車訪問した際に服部マネージャーさん(ソフトフォーカス画像参照)とR56マーケット状況とモロモロ打ち合わせさせて頂きました。服部マネージャー曰く「RS-1ねー未だブレイクの兆しないですが、、臨界点突破は僕らの仕事ですからね、頑張りますよー。」と、心強いお言葉に安心しました。10年5月にスタートしたR56セールスプロモーション、、折り返しで巻き返せるかもしれないっ!服部マネージャー&スタッフ皆様!どーか宜しくお願い致します。マシンのコンディションはgoodです!是非とも宜しくお願い致します。

アルツさんデモカー(R55クーパーS/MC)にRS-1装着。

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アルツモトーレンバウさんの新しいデモカーR55にSRE製RS-1を装着して頂きました。ありがとーございますっ♪

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で、アルツさんと言えばお約束っ、アルツモトーレンバウの野口代表こと”ジャイアン野口さん”から一言!「RS-1っ!実際、、、凄くいいよー!!伊達にノーマル92M3のM1数値を超えてないよねー。この運動性能とモラルある乗り心地は、俺ジャイアンリサイタル級~♪」と、気に入って頂けたようで安心。この先アルツさんのR55は、モロモロの製品開発&テスト開始のようですが一段落したら試乗可能との事です。詳しくはアルトモトーレンバウさんにご連絡お願い致します。

揺れて湘南(RS-1実測テスト、トレッセ湘南さんにて)。

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終に、、禁断のSDL測定に踏み切りました。クルマのフットワーク稼働率が如実に数値化されてしまうドイツのボッシュ帝国が誇る禁断の測定機SDL(ServiceDiagnoseLine)でRS-1を装着したR56のポテンシャルを測定しました。ある意味自虐的行為、、良くても悪くても”正直に書く”と、覚悟を決めて。

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社内からは「そんなに真剣にならなくても、、そもそもダメだったら絶対に売れなくなる訳じゃない?どうするの?」等と圧力がかかりましたが僕はドイツザックスレースエンジニアリング(SRE)社の実力を信じてますから”ドーん”と行きましたよ。そして今回のRS-1+R56の測定対比はノーマルのR56ではなく(なんだよ、、って言わないで下さいね)バイエルンとZF-SACHSが誇る現スポーツモデル最高峰マシン92M3ドノーマル!!!?OEM(BMWAGに対するZF-SACHSのリードサプライ、E92M3用ダンパー供給)でのモラルあるスポーツ性能と、アフターマーケット(チューニング市場)のR56用RS-1!「92M3とR56を比べる意味はあるのか?」何て文句は受け付けませんっ!たまたまボッシュのテスターにノーマル92M3のテストデータが残っていたって事と、どちらに優劣が付いても身内の問題で片が付くって事でご了承下さい(R56の純正ダンパーはデルファイさん製です)。

因みにノーマルの92M3(ザックス製EDC純正装着)、、対角線の稼働率、、驚愕の100%同調!こんなクルマはそうそうないよ。とはボッシュのオペレーター氏談。果たしてRS-1装着R56がこれを超えられるのかっ??

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フロントセクションです。テスターの上でフロント左右が”ゆっさゆっさ”揺らされます。低周波~高周波入力の結果、残念ながら左右誤差3.6%(ノーマル92M3の左右誤差0%)まあこんなもんでしょう。全域においてフラットな追従を示すグラフが出ましたし、、部分的に92M3を凌ぐ追従率(同条件下ノーマル92M3>84%、RS-1付きR56>87%)が出ましたよ。乗員1名、対車両重量とホイルベースを考えたら上出来じゃないでしょうかねー。

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リアセクションです。ノーマルの92M3に勝ちました!左右バランス誤差0%!ノーマル92M3も0%でイーブン。対する追従率81%(同条件下ノーマル92M3>80%)どうですか!RS-1ナカナカでしょー。わーい!またこのテスト結果からR56に対するSREの意図がシッカリ読み取れました。フロントセクションのフラットな追従グラフに対してリア側は中間振動域の減衰を弱めるスカイフック(理論)を実践しておりました。短いホイルベースで圧倒的な追従性&フラットライドを目論んだ結論がここにあるようです。またRS-1+R56の副産物性能である”乗り心地”の秘密もココラ辺にあるように思いました。

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今回のデータ測定はトレッセ湘南さんのテクニカルオペレーションを取得したエンジニアさんに測定して頂きました。このエンジニアさん、、何処かで見覚えがありますよね~本牧戦線お馴染みのキャンドルジローこと門橋良幸さん。ご覧の通りモニターにエラーメッセージ(再起動で正常動作になりました)が出ても動じません。それは歩兵の本領、、と言うか場数の踏量。俺達は勝たなくとも負ける事は無い同士!門橋さんこれからもよろしくねー。さて、今回ダンパー実測テストにご協力頂いた”トレッセ湘南”さん。ボッシュテクニカルサービスを併設した車両販売からメインテナンス&チューニングサービスまでお任せ出来るドイツ&ヨーロッパ車専門店。ダンパーテスターにご興味がある方は是非とも”トレッセ湘南”さんに連絡してみて下さいねー。

Porsche 997GT3Cup MY10 ストラット&ナックル全景。

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カレラカップファイナルラウンドのインターバルを縫って撮影させて頂きました。特徴的なフロントフェンダーが外された911、997Gt3CupMY10!この画像を観て、”あ!ポルシェ!”って解る方は相当のアレですね(SpecialThanks/アデナウチーフメガニック相川さん)。

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ココからはどーしても997の端整で由緒正しい顔が想い描けないのは僕だけじゃないでしょう。こーして見ると往年の930系スラント(フラット)ノーズって、理に適っているように思えてしまいます。さてさて問題は外皮(アウターフェンダー)では無く、普段見えない核心部分です。

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はい!フロントストラット&ナックル全景です。もー壮観!絶景です。乗用の997GT3RSオーナーさんも必見かもしれません。Cup専用部品がてんこ盛り、、、ってナックル(スピンドル)アームとピロ化されたタイロッド、ロワアーム、ディスクローターの変則ベンチレーションフィン(これは同じですかね?)全てカッチリして”ポルシェ以外のレーシングカーにおけるワンオフ感”が全く感じられませんね。整然とし過ぎて、、でもそこがポルシェの凄いところ”レーシングカーも純然たる製品!”と公言するレーシングカーを量産出来る世界で唯一の企業。その中枢、超絶技術集団ヴァイスアッハ(ポルシェモータースポーツ)における技術力、、と、言うか工業力の高さが製品(カップカー)に投影されているんですね。で、皆さんの疑問、、(興味かな?)「このマシンの修理整備は次戦に間に合ったのか?レース中にそんな簡単にパーツ手配が出来るのか?」って思われる方もいらっしゃるでしょう、、、答えは簡単。しっかり出走しました。カレラカップジャパン事務局さんのサービス体制は万全です。サービストレーラーに詰まれたパーツのストック、、金額にして約¥4千万(推定)ホワイトボディを除けば数台分のストックを常に搭載しているようです。必要な時に必要なパーツを発注すればレースに復帰できる。エントラーさんは予備パーツのストックは一切必要ありません。で、、、BASISの中西社長っ!来年あたり如何ですか~?

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お待ちかねの”確信部分”。RS-1ユーザーさんだったらこの997GT3Cupに搭載されたダンパー(サスペンション)が”ひと目”でザックスレースエンジニアリング(SRE)社製である事が解ると思います。僕もコノ角度からは初めて見てですね、、安心しました。VW、Audi、BMW&Mini、勿論Porsche用RS-1ストラット(部品)は世界最高峰のワンメイクレースマシン997GT3Cup由来ですからね、真に誇れる製品の証です。

エススタイルさん試乗会

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エススタイルさんでの試乗会です。天気も良く、外気温度も適正化されつつある秋の日ですからね、バイク乗りの方が沢山通り過ぎました。気持ち良さそうなライディングを見せつけられる度に、「ああ、、僕もバイク乗れるんだった、、」と、思い出します。「じゃあ何時乗るの?」と、自問自答すると購買欲が一気に低下してしまいます、、これではいけませんっ!欲しいモノの理由付けは買った後からでもね、、皆さんっ!健全な買い物を心がけましょうねー。

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Cayman+RS-1のユーザーさんに遭遇。

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何故か?Miniのイベント会場でCayman+RS-1のユーザーさんに遭遇しました。これも必然の巡り合わせでしょう。嬉しかったのでオーナーさんとマシンと記念写真、、、空も綺麗です。さて、ここ最近RS-1のネタと言えばR56の試乗会情報ばかりでして(すいませんスケジュールが立て込んでまして)他ラインナップのニュースが立てられませんでした。で、Cayman用RS-1!僕の予想通り、、一定の潜伏期間が明けた様子です。それも現Caymanオーナーさん達の意識の高さからでしょうか?電制以外の純正ダンパー(OEM)はSACHSで、ヴァイスアッハ(生粋のポルシェワークス)のマシンもSACHSダンパーしか使われていない。だったら他メーカーの製品を使う意味を見出す方が難しいでしょう。

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綺麗なマシンですね。RS-1の装着は埼玉のBONDさんだそうで、深作取締役(ユーザーさんのご担当)の”超~お勧め~♪”と、言う事もあり即決して下さったようです。”オトコの約束を忘れない深作さん”に感謝っ!引き続き宜しくお願いします。で、、あーっ、、ナンバー5555!と、言う事は皇帝アニョキング率いるドイツ甲殻機動隊GSACの所属機だったのですねー。鉄の結束、、アニョさん恐るべし!!

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ステアリングを握るドライバーさんの横顔(正確には後斜め45度)が微笑んでいるのが解りますか?これがザックスレースエンジニアリング社の”最先端を突き抜けた円熟したエンジニアリング(ユーティリティを犠牲にしないワイドレンジの減衰制御)の証です。事実、オーナーの池さんからも「懐の深い、絶対的な安心感と乗り心地の良さに日々関心。ザックスは噂どおり凄い」と、コメント頂いております。どんな速度域でも快適に走れる事。言葉にすれば簡単だけど、ザックス115年の振動制御技術の真髄がココにあります。

■今回ご登場頂いたCaymanオーナー池さん&バンビさんに感謝っ!ありがとーございます!次回は横浜本牧でお待ちしております。

ご試乗頂いた皆さんに感謝。

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現地でご試乗頂いた方、、約9名。滑らか路面の滑走路&同乗時間40秒の体感試乗でどこまでRS-1の優位性がご理解頂けたか?ですが、先ずをご試乗頂いた皆さんに感謝いたします。ありがとうございました!で、画像をズラリ並べるとマシンの稼働率がそこそこに見えますが、実は止まっている時間の方が多くてね、、、。これは次回の課題ですが、既に本牧対策本部より「え~、、うちのマシンそんなに不人気ってか?じゃ次はさ、ミニスカのお嬢さんドライバーで行くしかないなー。」と言った指令が上がっておりますのでご安心下さい。ハードウエア(マシンの装備、装着部品)をこれ以上変える必要性が全く見当たりませんからもう手段はソレしかありません。

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