「SACHS Performance Cluch」カテゴリーアーカイブ

ZF-SACHS SCS(StandardCluchSystem) for BMW E46M3.

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クラッチディスクの影を眺めていたら、神の存在を確信しました。と、書くと「ああ、、また始まったのね。」って、思われちゃいそうなので改めます。BMW純正同等の46M3用SACHS製クラッチシステムSCS(スタンダードクラッチシステム。実は新製品)の箱を空けたら思わぬ造型に遭遇しました。

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影の本体、ディスク。純正同等オーガニックフェーシングを保持して、前後ディスク間には16枚のブレード(ウエハー)スプリングがサンドされた製品です。ディスク本体は浸炭処理。

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伝達制御の心臓部、カバードスプリングです。これを見て仏教のアイコン”蓮”をイメージしちゃうのは僕だけじゃないでしょう(本牧二瓶さんも同感)機能、性能の要求からこの造型が完成されたのでしょうが、何かを感じずにはいられません。バイオデザインと言うのか、植物等の有機的要素って感じですかね?普段乗っていても滅多に見られない光景ですから46M3のM/Tオーナーさんにこそ、じっくりご覧頂きたい画像です。肝心の伝達制御はと言いますと、何と!13高層のスプリング制御でした。凄いねBMWってかSACHS。ドイツBMW社とZF-SACHSの刺激的な話は沢山聞こえてきます。チューニングなんて全く考えない(必要としない)これから新車に乗るBMWオーナーさんには朗報でしょうから随時ご案内して行きます。

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スラストベアリングにもしっかり刻印がされています。SACHS-Made in Germany.

SCS(Sachs StandardCluchSystem)。

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SACHS(ザックス)の純正品同等のクラッチセットを紹介します。「神は細部に宿る」ルードヴィッヒミースファンデルローエ(ドイツのアーキテクチャー)の有名な言葉でして、SACHSの製品を”じーっ”と見つめていると何時も”確かに宿っている、、、。”と思ってしまいます。兎に角、ドイツSACHSのスチール加工はね、、スプラインの切り出し1つ見ても安定感がありますから(個人的主観)。円熟した技術力に裏打ちされた安心感、、内燃エネルギーの伝達、、見えない機能部品。しかも一度組み込んだら簡単には交換出来ません。だからこそ気を使って選んで欲しいです。

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BMW純正同等、オーガニックディスクにサンドされたウエハー状ダイヤフラムスプリングも完璧に装備されています。

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ZMS(SACHS表記)>ZweiMass(ドイツ語表記ツヴァイマス)>TwinMass(英語表記)>ツインマス(カタカナ表記)フライホイル対応の36M3/3.2用クラッチセットです。「PCS(パフォーマンスクラッチシステム)じゃなくて普通のでいいのだけど、、」と、言う36M3&Z3Mオーナー様に絶対お勧めの逸品です(近々46M3用も入荷予定)。

SRE-PCS入荷。

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泣かず!飛ばず!、、と、思われたドイツSRE社製のクラッチパーツPCSっ!ここに来てですね、ジワジワ人気?って訳じゃあないようですが、確実に&静かにご用命頂いております。PCS、、クラッチブームが本当に来るかもデスヨ!

SRE製PCS(パフォーマンスクラッチシステム)換装。

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PorscheCaymanに搭載されるGETRAG社製6速トランスミッション”G87.21/GetragTyp466”に、ドイツSRE製PCS(パフォーマンスクラッチシステム)を組み込みました。日本初の試みに、実は内心ドキドキでした。※撮影の為ディスク装着向きを変えております。

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え~、泣かず飛ばず(涙)のSRE製PCS!当初多くの関係者(主にお取引先様のデモカー)需要を期待していたのですが、僕が甘かった、、、「高すぎる!」「効果が解らないでしょ」「同額で凝ったマルチブレードが買える」「そもそもクラッチ部品に興味が無い」「売れると思うとんの?(にわか関西弁)」等等、、世間の風当たりは冷めてーゼっ。と、ふてくされていたのもつかの間!SachsBlog読者メンバーであり、日本で唯一のRS-1サスペンションセットをご購入頂いたCaymanオーナーのM氏が「あ!それ買います。着けますよ僕。」と、速攻でご決断頂きました!ホントありがとうございますっ!ケイマンに標準装着されていたクラッチ構成部品(カバー、ディスク、ベアリング)も全てSACHS製でした。これでこのマシンは振動制御も伝達制御もSACHSからSRE/SACHSへ換装です。

で、PCSの”超格好いい”と思ったディスクスポーク部の造型は全く同じ!ポルシェは見えない所まで格好いいのねー。と納得の反面、じゃあPCSの優位性はシントレッドメタル(焼結金属)フリクションマテリアル(磨材)を貼っただけなのか?の答えは、組み付け作業をして頂いたAdenau(アデナウ)のメカニック松藤さんが教えてくれました。

「純正のディスクを側面から見るとセンターにスプリングが仕込まれたサンドイッチ構造でしょ、、これでエンジン(フライホイル)側の回転とタイヤ(センターデフ)側の回転差、出入力のバランスを取っているんですよ。管理された”逃げ”の役目がこのサンドイッチスプリングです。一方のSRE製PCSは完全な一体成型、ロスを最小限に押えたいスポーツユースにターゲットしている製品ですね。」

なーるほど!!!Adenau松藤メカニックの説明は続きます。

「PCSのカバーは、、重さは純正と変わらないですねー(因みにディクス重量も純正同等)。ダイアフラムスプリング&リトラクトスプリングは純正に比べ、かなり強化されてるみたいですねー、、あれプレッシャープレートの鋼材、、やけに黒っぽい、、高炭素鋼ね。いいねー実にいいっ!何か余裕の強度とキッチリ設計された安心感っー。流石ZF-SACHSだよねー。ホント組み込んでいて不安な気持ちが一切しない製品ですね。」と、コメント頂きました。組み込んでしまえば外見からは一切見えない部品、、だからこそ”不安を感じるモノ”は付けたくない。僕はそう思います、、、と言ってしまった手前、近々自分のクルマ用PCSを発注します。(がらくた売って予算確保しなくちゃ、、あはは)

PCS装着後のCaymanのインプレッションは近々ご報告致します。

クラッチペダルを操る楽しみ。制御を、まだマシンに委ねたくない方へ。

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ドイツSRE社製のPCS(パフォーマンスクラッチシステム)、関係各位の間で静かに話題になっているようです。「誰が1番最初にショウジさんの生贄(いけにえ)なったの?」何て聞かないで下さい(あはは)。僕の為でも生贄でもありません!F1のクラッチエンジニアリングを保持するSACHS(ザックス)のレース部門(SRE)社が、”満を持して”リリースしたサーキット&チューニングスポーツユースに最適化されたパフォーマンスクラッチですから、その性能(&ユーティリティ)を実証するのみ。今回DHLで入荷したPCSは、本牧戦線SachsBlogメンバーのM氏所有、PorscheCaymanに装着予定です。いまから楽しみー♪

さて、クラッチペダル付き車両、、少なくなりましたよねー、、そもそもこの時点で「SRE製PCSを”どかどか(年間100台以上?)”使ってもらおーー」的な製品から外れております。今では希少なクラッチペダル付き車両にお乗りの方で、ブランド&製品の優位性(今は可能性)にご理解のある、そして高額な構成部品をお支払いできる方、、、、これを考えると年間10人(台)くらいかな?まあ、、じわじわと行きますよ。

お題目、クラッチペダルを操る楽しみ。について少々。
クラッチペダル付き車両が希少となった訳は、トルコンとペダルレスシステムが確立されたから、、実はトルコンもペダルレス(主にDSG)どちらもSACHS(&旧F&S)の発明だったりします。現メインストリームはどちら?と言われれば圧倒的に”トルコン&ペダルレス”。希少となった事でですね、より趣味が際立つんじゃないの?と、僕は考えます。エンジンパワーの伝達&変速作業は、やはり”アイハブコントロール!”マシンの制御側には渡したくない。クラッチペダルを踏む意義と楽しみを知る方にこそPCSがお勧めです。

SRE製PCS(パフォーマンスクラッチ)、研ぎ澄まされた機能美。

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兵器のような、危険なまでに研ぎ澄まされた危うい美しさを感じませんか?ドイツの秘密結社(冗談)SREのPCS!本牧初上陸です!CaymanオーナーのMさんっ!お待たせ致しました。本日、本牧ふ頭に入荷致しました!ドイツSRE社製のPCS(パフォーマンスクラッチシステム)PorscheCayman用です。新品のベアリングも入荷しておりますよー。

■SRE、PCS PorscheCayman
今回はSRE社のラインナップ通りの組み合わせでセットアップ致しました。DiscはTypROF(リジッド、オーガニックフリクションマテリアル)トーションスプリングが無い分、純正と比べかなり軽量化されていると思います。接続回転域とペダルタッチ、、これは実際に組み込んで見ないと何とも言えませんが、Mさんの的確なドライヴィングを見る限り大丈夫でしょう(あはは、場数踏んでますでしょ)。Discのハブとスポークは同じ鋼材で接合(溶接)された一体成型です。この黄色っぽい金属鋼材(軽いんです)、、何が使われているはか後でドイツに確認してみます。一方のCoverですが、最適化されたダイアフラムスプリングの造型を見る限り、ドイツの一級工業製品っ!って感じの雰囲気ムンムンです。またプレッシャープレートの鋼材(炭素鋼?)に関してもドイツに聞いてみますね。毎度の事ながら、ドイツ人は聞かないとねー、、何も教えてくれないんですよ。純正部品(OEMもSACHSです)と同等のデザイン(造型とファンクション&パーツ構成)と使い勝手。だけどウエイトは2/3(推定)だったりして。だったら納得の製品かもです。さてさてMさんっ、部品の調達が完了致しました。6速G87.22、Getrag466への換装は何時にしましょうか?

昨日の筑波サーキット。SRE/PCS搭載のマシン。

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我々本牧戦線のインディペンデンスパートナー”ドクター亀井EAT”こと、”さわやか白井ネットの亀井社長”から「また135で筑波走りますよ」とお誘いを受けカメラ担いで筑波まで向いました。結果は、、近々ご報告致します!さて、お題目のSRE(ザックスレースエンジニアリング社)製PCS(パフォーマンスクラッチシステム)搭載のマシン!スズキワークスさんのゴルフ2(格好いいっ)です。PCS、、現在まで全国の有力専門店さんへのご案内をを送付させて頂きましたが”反応は全くナシ!”必要とされていない孤独感、、ってのは辛いものがありますねー。あはは。でもでもあきらめる訳にはゆきません、ザックスレースエンジニアリング社のクラッチ部門が創った逸品!如何なる状況下でも的確なオンオフ駆動伝達を可能にする最適化されたデバイス!、、、僕の頭の中にはまだPCSの製品特性を明確に説明出来る言葉がまだありません。ですので今はPCS現ユーザーさんのご活躍をアピールする事に専念します。

先ずはスズキワークス社長に感謝っ!

SRE社のスポーツユースクラッチプログラム、PCS。

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え~、、関係各位並び、全国の有力専門SACHS販売店の皆様にはプレでリリースさせて頂いておりまして、、、ドイツSRE社の新製品っ!の割には”とても静か”です。で、正直に言いましてお休み前のプレリリースから現在までのPCS受注は1台っ!またもや、あのCayman(日本でただ1人のCaymanにRS-1装着)オーナーさんからでした。あのCaymanオーナーさんことM氏。実はPorscheCarreraCupJapanにエントリー中のTeamMetavision関係者でして、流石っ!ポルシェバイスアッハが意図する構成部品どおりの選択として、SRE製PCSを”即発注”して頂きました。これでM氏のスペシャルケイマン(2.7エンジンに6速G87.22、Getrag466に換装)はフットワークとパワーデバイス揃ってSACHS/SREとなる訳で、僕的にもですね、もー興味しんしんです。何てったってバイスアッハオーダー通り、Porsche純血の正統進化ですからね~。そんな感じで本牧は僕1人で盛り上がってます。M氏っ!もうすぐ航空便にて入荷致しますので、後ほど詳細ご連絡致します。

さてさてPCS、SRE製パフォーマンスクラッチシステム。リリース以前から難易度の高い製品である事を重々承知で進行しておりますので、ジワジワと、、解る方だけに使って頂ければいいな!と、思っております。何せ当該車種はクラッチペダル付きのマニュアルT/Mですから、、ジワジワ行きます。

ERNST-SACHS-STR.62 SCHWEINFURT 97424よりDHL到着。

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昨日ドイツSRE社より小型荷物が到着しました。(DHLさんいつもご苦労様)中身は名古屋のVW専門店スズキワークスさんからご注文を頂いたSRE社製パフォーマンスクラッチ。パッケージはサスペンションセットRS-1と同様のニューデザインに変わっております。リーズナブルなZF-SACHS社製パワークラッチの生産終了に伴いより本格的なSRE製パフォーマンスクラッチへとシフトして頂きました。※正式には名称変更で旧パワークラッチはHD(ヘビーディユーティーバージョン)として存在しておりますので従来通りご用意出来ます!価格等は随時お問い合わせ下さいませ。写真のディスクはVWゴルフ2Gti16V、PLエンジン用で、スズキワークスさんのレースマシンに換装される予定です。僕の大好きなクルマ”ゴルフ2”が未だに元気よく走っている姿を想像するだけでも嬉しくなります。特にスズキワークスさんのゴルフ2、筑波最終コーナー開けの姿勢が凄く格好良かったと覚えております。名古屋のスズキさんに限らず、西宮のヴェンチラー浜崎さん、新潟のバックボーン佐久間さん(ゴルフ4用クロスフローヘッド搭載)ゴルフ2現役存続活動を続けて下さいね。

さて、SRE社より正式にラインナップされたパフォーマンスクラッチ!ラインナップはVWゴルフ2からBMWのM3、M5までと大半のM/Tドイツ車をカバー出来ると思います。バリエーションに関しては、クラッチカバーは強化スプリングの1ラインナップ、ディスクはドライブロケーションに合わせて数種類(非メタル有機化合物フェーシング、セミメタル、リジット、トーションダンパー搭載etc>ディスクデザインは各使用鋼材によって最適化されております)のバリエーション。必然的にドイツ国内でも盛んにサーキット走行、レースで使われるクルマのバリエーションが豊富のようです。本格導入はこれからなので、「お~これいいんじゃないの~」と、興味を持って頂いたSACHS販売店さん、ユーザーさんは随時本牧までお問い合わせ下さいませ。36M3B&Cもしっかりラインナップされてますので静岡ガルフストリームさんっ!宜しくお願いしますね。(SRE社のパフォーマンスクラッチはエンジン出力におけるクラッチの許容記載まで明確にしてあります)で、、僕のクルマにも近々装着予定だったりします。

BlogのタイトルはドイツSACHS(現ZF-SACHS)のヘッドクォーターの住所です。ERNST-SACHS-STR.62>エルンストザックスストラーセ62番地。SACHS創業者の名前が付けられた道路なんですね。いくら社名が変更されようとも道路の名前までは変えられない、、、シュバインフルト次は何時行けるかな~。因みに今日からSREジャパン(アネブル)さんの松田社長と中野さんがドイツ、シュバインフル入りです。RS-1オーバーホール等モロモロの打ち合わせ宜しくお願いします。